出会い~音楽編-その③。 | stockracerの雑記録

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 昨日に引き続き、僕と音楽のかかわりについて書くシリーズ?の3回目。
ジャズとの出会いから、のめり込んで行くまでの件(一部、以前このブログに書いた内容と重複してしまうのですが)。
僕とジャズとの出会いは、中1の時まで遡る。
小学校の6年の時、BCL(海外の短波放送をラジオで聴く。日本語放送も多く、ワライカワセミの鳴き声を、ジングルに使用していた、ラジオ・オーストラリア等が人気だった)ブームというのがあって、僕もご他聞に漏れず、スカイセンサーというソニー製の大型ラジオを買ってもらい、毎晩必死にダイヤルを合わせたものだ。
ところが、いつの間にか、国内の深夜放送ばかり聴くようになり、中1の春には、一端のリスナー気取りだった。
そんな中で、確か、夜の10時台の帯番組だったと思うが、「夜のドラマハウス」という番組をよく聞いていた。
そのテーマ曲が、デイブ・ブルーベックの、「テイク・ファイブ」だ。
中1の子供が、ジャズとして意識など全くしていなかったが、5拍子が面白くてかっこよく、空で覚えるほど気に入っていた。
今思えば、これが、僕のジャズとの出会いだ。
その後、高校に入ってから、フュージョンではあるが、ナベサダ(渡辺貞夫)に嵌り、レコード(当時)を、4,5枚買い集めた記憶がある。

 では、「マイ・ディア・ライフ」 渡辺貞夫です。
ナベサダは、曲によって、アルト・ソプラノの2種類のサックスと、フルートを使い分けるんだよね。



 この頃、同タイトルのラジオ番組があって、よく聴いていた。
ナベサダは、個人的にはかなり好きで、周りに僕以外のファンがいなかったから、1人でライブを見に行ったこともあった。
この時点では、アドリブのあるなしなんて、全く気にならなかった。

 さて、20歳の時(この頃は2浪して予備校通い、何やってんだか)、親父の何の気まぐれか、突然お金を渡され、ジャズのピアノトリオのレコード何か1枚買ってきてくれと頼まれた。
何かっていわれても、全く見当も付かず、行きつけのレコード屋のオヤジに相談したら、不思議そうな顔をしながら出してきたのが、ビル・エヴァンスの、「ポートレイトインジャズ」。
結局、レコード屋のオヤジの勧めるままこのアルバムを買って、親父に渡すと、一緒に聴こうというので、いやいや付き合って、1曲目、「カムレイン・オア・カムシャイン」が始まった瞬間に、背中に電流が走った……ような気がした。
この後、部屋でも、車の中でも、6年もの間、ジャズと意識することもなく、このアルバムを繰り返し聞く事になる。
もし、あの時、レコード屋のオヤジに、別の、しょうもない、レコードを紹介されていたら、ジャズにここまでのめり込むことはなかった。
そう考えると、あのオヤジに感謝、である。
もう、20年以上会ってないけど、元気に商売してるかなぁ。

 では、「カムレイン・オア・カムシャイン」をアップ、と言いたいところだが、オリジナルバージョンが、You Tubeに無いので、ヴィレッジバンガードのライブ盤より、これも名曲の、「ワルツ・フォー・デビイ」を。



 夭折の天才ベーシスト、スコット・ラファロの歌うようなベースが泣かせます。
さて、僕はこの頃までは、ジャズというものは大人の聴くもので、35歳位になってから聴き始めようと考えていた。
では、なぜ予定よりも9年早い26歳から本格的に聴き始めたのかといえば、きっかけは意外と単純だ。
競馬ファンでもある僕は、大橋巨泉氏の古い競馬評論を読むのが好きで、その日も大橋氏のある著書を読んでいた。
その中に、大橋氏が、早稲田の学生だった頃から、プロのジャズ評論家として活動していたとの内容があって、単純馬鹿の僕は、「なぁんだ、20歳そこそこでジャズを聴いても、何もおかしくはないんだ」って、妙な納得の仕方をして、その週末に、小遣いはたいて、とりあえず、事前に調べて目を付けていた、6枚のCD(この時は、もうCDになっていたんですよ)を買ってきて、じっくり聴くところから、徐々にジャズにのめり込んでいったのでした。
因みに、その6枚とは、当然CDでも買い直したかった、あの1枚を含む、下記の通り。

「ポートレイトインジャズ」 ビル・エヴァンス・トリオ
「クール・ストラッティン」 ソニー・クラーク
「サキソフォン・コロッサス」 ソニー・ロリンズ
「バグス・グルーヴ」 マイルス・デイヴィス,セロニアス・モンク他
「ソウル・トレイン」 ジョン・コルトレーン
「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」
   チャーリー・パーカー,ディジー・ガレスピー他

の6枚だ。

 では、今日最後の一曲は、「バグス・グルーヴ(Take2)」 マイルス・デイヴィス他
ライナーノーツにもあるように、有名な、クリスマスの喧嘩セッションです。
聴いて見ると、本当に、マイルスがトランペットを吹いている時には、モンクは全くピアノを弾いていません。
この件については、諸説ありますが、60年近く前のこと、事実が明らかにされることはないでしょうね。



このまま、今日のブログを終わるつもりでしたが、この曲は、確かに緊張感が凄いので、お馴染みのこの曲でほぐしてから終わりたいと思います。

 「Maiden Voyage」 ハービー・ハンコック、邦題は、「処女航海」。




次回、自戒?その④を書く機会には、20代の終わりから30台の前半に掛けて、ジャズのアドリブに拘った日々について書きたいと思います。

 では、また、おやすみなさい。