弱小個人投資家の勝手予想!
※8月7日00:15記。
8月5日結果(日付は全て、当該国現地時間)。
日経225 9299.88円(-359.30)
TOPIX 800.96(-25.40)
マザーズ 435.23(-14.50)
日経JASDAQ平均 1230.75(-24.34)
大証・日経平均先物 9280円(-390)
(8月8日)大証・先物ナイトセッション 9360円(前日・大証終値比+80)
ダウ 11444.61ドル(+60.93)
ナスダック 2532.41(-23.98)
S&P500 1199.38(-0.69)
イギリスFTSE100 5246.99(-146.15)
ドイツDAX 6236.16(-178.60)
フランスCAC40 2178.56(-41.79)
CME・日経平均先物(円建て) 9325円(前日・大証終値比+45)
ドル/円 78.37円(NY市場終値)
ユーロ/円 111.99円(NY市場終値)
ユーロ/ドル 1.4280ドル(NY市場終値)
8月5日の日経平均は、アメリカの景気後退懸念や米・国債の格下げ懸念、及びそれに伴い、イタリア・スペインなど欧州債務危機懸念が膨らみ、ダウが512ドルも急落した流れを受けて、寄り付きから10分足らずで400円近く急落した。
アメリカ発で、世界同時株安の様相を呈していることや、政府・日銀の介入で、一時は1ドル80円台前半まで円安となっていた為替が、78円台中盤まで再び円高に押し戻されていたことも影響した。
しかし、朝方の売りが一巡すると、売られ過ぎ感からの買い戻しや、ETF絡みの買いが入るとの思惑もあり、先物主導でもみ合う展開となり、一段の下値を模索する動きにはならなかった。
結局、終値は、前日比-359.30円の9299.88円、終値では、震災直後の3月18日以来4ヶ月半ぶりの9300円割れとなった。
日足を見ると、震災後、長く続いた9400円~10000円のレンジ相場の下限を突き抜け、各種・移動平均線は遥か上方にある。
反転上昇する場合は、上値抵抗線には事欠かないが、続落した場合、目立ったサポートラインが見当たらないので、とりあえず、節目の9000円が次の下値の目途となる。
こんな時は、移動平均乖離率を用い、逆張りを狙いたくなりそうだが、今は材料重視の相場なので、僕の個人的な判断では、テクニカルは参考程度にしたい。
現地時間8月5日のNY市場はまちまち、ダウは反発、ナスダック・S&P500は続落した。
ダウは、場中、416ドルもの値幅で乱高下した。
7月の雇用統計が市場予想を上回り、失業率も、僅か0.1%ながらも前月より改善され9.1%になったが、S&Pが、米国債の格下げを発表するとの憶測が流れると、下落に転じ下げ幅は一時-240ドルに。
その後、ECBがイタリアとスペインの国債を買い入れるとの報道が伝わると、上昇に転じ、今度は上げ幅が、一時170ドル以上になった。
しかし、上昇の勢いは続かず、終値は、+60ドルで引けた。
日足を見ると、ローソク足は、弱気の持ち合いを示す陽のコマの形。
過去1年のチャートを検索すると、このまま下落トレンドが継続すると、次の下値の目途は、去年の11月末の安値付近の11000ドル辺りとなってしまう。
ただ、これも、今の材料重視の相場では、参考程度にとどめておきたい。
ヨーロッパ株もそろって軟調な動き。
ダウの値動きに連動し、取引時間の関係で、マイナス圏で引けている。
ECBが、イタリアとスペインの国債を買い入れるとの報道があったが、チャートを見る限りでは、反応は薄かった。
為替は、ドル/円は、政府・日銀の介入で、一時80円台前半まで円安が進んだが、その後・米景気後退懸念からのリスク回避のドル売りの流れに再び押され、週末のNY市場の終値は、78円台の前半で引けている。
ユーロ/ドルは、111円台の終盤。
8月8日付の、大証・日経平均先物のナイトセッションは、ダウの動きに連動し、一時的に大幅高になった場面で相場が終わっているので、前日・大証終値比+80円で引けている。
CME・日経平均先物(円建て)は、同様にダウの動きに連動し、大証・前日終値比+45円で帰ってきた。
ナイトセッションの終値よりも安いのは、ダウが最後に上げ幅を縮めた局面に連動したため。
NY市場の大引け後、日本時間8月6日(土)午前9時過ぎに、S&Pが米国債の格下げを正式に発表した。
個人的な感想としては、このやり方には納得できない。
はっきり言ってせこいでしょう、なんで、週末のNY市場が終わったタイミングで発表するのか?
S&Pが、米国債を格下げする噂は、意図的であるなしに関わらず、世界中で随分前から流れ、センセーショナルに報道されてきた。
格付け会社の立場としては、実体経済に見合った評価をしたいというのが本音だろう。
一方、米・政府にしてみれば、国力を示す国債の格下げは何としても避けたいところ。
どうしても避けられないのならば、金融市場、ひいては経済そのものへの影響を少しでも和らげたいと思うだろう。
そこで、(これは憶測だが)両者が協議して、アメリカ国内に一番影響の少ないタイミングで、格下げ発表を行ったのではないかと思うのだ。
先日、別の格付け会社のムーディーズ・ジャパンが、財務省幹部と何やら協議を行ったという話もある。
格下げの時期や、方法について、政府関係者と格付け会社が、事前に協議をしていても、決しておかしくはない。
その結果、どうなるのかと言えば、週明け、世界の主要市場で一番初めに開く日本市場が、割りを食うことになるのだ。
アメリカの景気後退懸念が発端の世界同時株安の中で、ダウがようやく小幅ながら反発したタイミングですよ!
この格下げが、世界中の市場で、さらなる株安の要因になるのか、既に市場は織り込んでいると判断されるのか、恐らく、週明けの日本市場を皮切りに、アジアやヨーロッパの市場で、かなりの混乱を招くことは必至だろう。
その混乱を、米・政府も、S&Pも、もっと言えば、NY市場も、高みの見物よろしく見極めてから、アメリカへの影響を抑えるための対策を練ろうというのだから、許せない。
少なくとも、僕にはそう見える。
ちなみに、S&Pの格付けでは、米国債は、今回の格下げで、最上位のAAAから一つ下げてAA+。
日本の国債は、今年の1月に一段階下がって、上から4番目のAA-となっている。
こんなに、ガタガタになっているように見えるアメリカに、日本は格付けで負けているのかと思うと、なんだか無性に悔しくなる。
元々、アメリカの格付け会社に、何で偉そうに、日本の国債の評価を押し付けられなければならないのか疑問だ。
日米安保だとか、地位協定だとか、属国なんて言葉も使われているが、そんなことが理由で、日本がいつまでもアメリカに対してものを言えない事が、元凶の様な気がしてきた。
話が、危ない方向へそれて行きそうなので、この位にしておきたい。
これらを踏まえて、8月8日の日経平均及び大証・日経平均先物は、非常に読み辛い相場となった。
NY市場で、ダウが乱高下したとはいえ、一応小幅ながら反発し、日経平均も、ここまで急落したら、少なからず自律反発する可能性は高い。
しかし、前記のように、S&Pの米国債格下げが発表された以上、それにどう反応するのかは、月曜日の日本株市場を見るまで分からない。
言いかえれば、日本株市場の大口のプレーヤーがどう判断するのかを見極めないと、弱小個人投資家は動けないということだ。
何とも腹立たしいが、こればかりはどうしようもない。
最近このブログでよく使う表現だが、大きな流れの初動に乗り遅れないようにするために、神経を研ぎ澄ませて市場を見続けるしかない。
それから、為替の追加介入の有無にも、引き続き目を光らせておかなければならない。
早く、ぎっくり腰を治さないと、集中力が保てません。
難儀やなぁ~。
では、また。