お金の消費者教育と障害年金に強い社労士のブログ

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神戸の障害年金請求代理人・社労士西尾隆のブログです。
従業員の金銭トラブルを予防するお金の消費者教育と
障害年金であなたの未来へ希望をお届けします。

こんにちは。


障害年金であなたの不安を安心に変える
障害年金サポーター・社労士の西尾隆です。

 

 

旦那の扶養に入ってる奥様は注意!

 

障害年金の受給額が多いと夫の扶養家族から外れてしまう場合があります(あくまで社会保険の場合です)。

 

 

どういうことか?

 

 

配偶者に扶養認定されるには、収入要件があります(他にも要件がありますが、、、)

 

夫に扶養されている60歳未満の奥様の場合、年間収入が130万円を超えないことが要件です。

 

ただし、障害年金を受給している方は180万円まで収入要件が認められています。

 

 

 

扶養認定されることで、健康保険の被扶養配偶者となり、同時に国民年金の第3号被保険者となりますので、奥様の保険料負担は1円も生じません。

 

 

 

しかし、まれにですが障害年金を申請した場合に、収入要件の180万円を超えてしまって扶養家族から外れてしまうケースがあるのです。

 

 

 

たとえばですが、

扶養認定されている奥様が重病を患い障害年金を申請しました。

 

奥様には、会社員の夫のほか18歳未満の子どもが3人います。

 

 

奥様の傷病の初診日が会社員時代の厚生年金に加入していた時期だったので、障害厚生年金の請求だったとします。

 

そして、障害厚生年金2級で認定されました。

もちろん、障害年金2級以上に該当する状態なので、相当重たい病状であるわけですが、、、

 

 

 

さて、ここからが問題なのです。

 

 

奥様自身の障害厚生年金(報酬比例部分)を年額30万円とします。

 

 

そして、障害年金2級以上に該当すると様々な加算があります。

 

 

まず、障害厚生年金には配偶者の加算があります。

850万円未満の配偶者(このケースでは夫)がいる場合は、年額224,700円加算されます。

 

 

そして、障害厚生年金2級以上に該当すると、障害基礎年金も支給されます。

 

2級の障害基礎年金は780,900円です(年額)。

 

 

さらに、障害基礎年金には子の加算があります。

 

ちなみに、年金の世界で子というのは、

・18歳年度末までの子

・障害等級1~2級に該当する20歳未満の子

 

上記の子ひとりにつき、224,700円(年額)が2人目まで加算され、3人目以降は、74,900円(年額)が加算されます。

 

 

そうすると、この奥様のケースでは、

障害基礎年金780,900円に加え子3人だと、224,700円+224,700円+74,900円=1,305,200円。

 

さらに障害厚生年金(報酬比例部分)300,000円+配偶者の加算224,700円を加えると、

1,305,200+300,000円+224,700=1,829,900円になります。

 

 

なんと、扶養認定の収入要件である180万円を超えてしまいました!

 

 

そうなると夫の扶養から外れてしまうので、奥様が自分で、国民年金保険料と国民健康保険料を納付しなければなりません。

 

 

これがけっこう高いのです。

 

 

国民年金保険料は令和3年4月以降は月額16,610円です。

 

国民健康保険料は、世帯収入で算定されるので、夫の年収を加えた計算となるとけっこう取られます。

 

夫の年収が700万円、奥様の障害年金が180万円だと、年額70万円近くは保険料として納めないといけないでしょう。

 

 

障害年金を受給しているので、国民年金は法定免除(全額免除)が可能です。

国民健康保険料は自治体によっては障害者控除等で多少軽減される場合もありますが、奥様の保険料負担がそれなりに生じてしまうのです。 

 

 

 

ここまでだらだら書いて何が言いたかったかというと、

 

こういった内容を障害年金を申請する際に、必ず事前に説明しておかないと、「聞いてない!」と、お客様とトラブルになる可能性があるからです。

 

 

「なんで扶養家族から外れる可能性があると、先に教えなかったの!」

と感情的になるわけです。

 

「先に言うのが説明」

「後から言うのは言い訳」

となり、当然お客様は怒りますよね!

 

扶養家族から外れるデメリットは大きいのです。

 

 

障害年金の申請は扶養認定に絡むことがあるので、事前にちゃんと説明しておきましょう。

 

 

 

 

 

では、また(^^)/

 

 

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