一番好きな花、

 と言う訳ではないけれど。


 

その昔、、

最初の結婚をしたばかりの頃に

 

新居のお祝いにと

(今となっては元)義母が

ブーゲンビリア

鉢植えをくれました。


 

ぽってりフラワー花言葉は

「情熱」「あなたしか見えない」

カメラ沖縄、那覇市内某所の路上にて

 

農家出身の、

野菜や植物を育てる事が

上手な元義母は、

 

私の笑顔を想像しながら

 愛する息子の嫁に、

  新しく出来た家族に、と、


花屋の店先で、

じっくりと、その鉢植えを

選んでくれたのだろうと思いますが、

 

 

当時の私は

サボテンも枯らすような

どうしようもない干物女


この、大きくて素敵な鉢植えを

 花を育てる事自体が、

正直、重荷でした。

 

 

真顔水はやるにしても、

肥料とか?日照は?

どうすれば?


はてなマークはてなマークはてなマーク

 

そして、あろうことか、

 

わざと冷たいベランダに放置して

 

視界から消すことで 

枯らし、

無情にも捨てました。

真顔ガーン

 

言い訳をすると 当時の私は

 朝4時起きで会社へ行き、

 早くても21時に帰る生活でした。

土日は疲れて 夫婦揃って

 買い物か、寝てばかり。

 

それからは、察してくれたのか、

元義母が

私に鉢植えをくれることは

もう無かったけど。

 

*・°∵*,・∵*°

 

何年かして、

シタに南国へ連れて行って貰った時、

 

あちこちにブーゲンビリアが咲いていて、

 

 

こんなに大きくなる木だったんだと

初めて知りました。

下矢印

カメラベトナム・ホイアンの街角

 

住宅を覆う程の立派な大木。

 

あの時、

 面倒な多年草、

 くらいに思っていたのに、

 

幾ら若気の至りと言えど

無知で冷酷な自分を恥じ、反省…。


流石に綺麗に咲いているものを

捨てる勇気はないものの、


無情にも わざと枯らして

捨ててしまった事が


今も小さな棘(トゲ)となって

心のどこかに刺さっています。

 

 

元義母さん、

もう二度と会う事は
ないと思うけど、
 

あの時は、本当に
ごめんなさい。

 

*・°∵*,・∵*°


人生って、

どこでどう絡れるか。

 

今、私はここに

こうしていているけれど、

 

自分が今、幸せなのか、

不幸せなのか、

 

 

もうよくわからなくなってしまった。

 

 

もし、私が今、不幸なのだとすれば、

それは前夫、

つまり、貴女の息子のせいですよ。

 

 

今も怨みの気持ちが消えないけど

 

元義母さんにとっては

 トンビが鷹を産んだとばかりに

大切な大切な、自慢の息子だったのに。

 

苦労して良い大学を卒業させ

可愛い嫁や孫にも恵まれて、、

順風満帆の人生の筈が、

 

私のせいでめちゃくちゃ、怒り心頭?

離婚騒動のバトル中にも、

散々、私の悪口を言ってたとか。

子供伝えに聞きました。



あれから10年以上の月日が経ち、

今では、ウチの息子が馬鹿だったと

愚痴っていたと

またまた、子供伝えに聞いたけど、

 

今なら少しわかります。

だって、私にも息子がいるから。

 

元義母さんも私を怨んでたのかな。

 

 

そろそろ私も、あの頃の

元義母さんの年齢を過ぎてしまい、

 

ただ、今振り返れば、

 

あの時の自分は 

確実に幸せだった

 


もう二度と会うことのない人への後悔。


あの時は元義母さんの好意を重荷と感じ

「自分しか見ていなかった」

近視眼的だった自分を反省しつつ、、

 

元義母さんを慰める役目は

子供達に引き継ぎますね。

 

一番好きな花

 

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