今回フランクフルトで宿泊したのは空港隣接のヒルトンガーデンインフランクフルトエアポート
第1ターミナルから歩いて5分ほど。
ヒルトンホテルとヒルトンガーデンインが並んであります。
最初は空港が広くてインフォメーションの人に聞いたけどその後は迷わずで超便利な立地。
パパはドイツ出張で泊まったことがあるので便利で良いよとおすすめしていました。
ホテル入り口近くにはスーパー兼ドラッグストアもあるし、スタバ、ハンバーガー屋さんありました。ドラッグストアで最後にばら撒きお菓子や化粧品のお土産を買いました。
エレベーターで上がればすぐお部屋なのでありがたい。
高級腕時計、ドイツのゾーリンゲンやWMFの店舗もあったような。お出かけしてて空いてる時間に通らなかったので中は見ていないの。
フランクフルト国際空港は大きな空港でターミナル間も離れていてそれぞれのターミナル隣接のホテルがたくさんあるので空港内歩いて行けるホテルは夜遅い便で着いても安心かも。
ANAのカウンターがあるのはターミナル1、電車の駅もすぐ。そのすぐ横にヒルトンホテルありました。
最終日は12時台の飛行機、フランクフルト中央駅から空港も近いのですが最終日は日曜日なのでお店も空いていないのでフランクフルト中央駅のホテルに泊まっても朝9時までしかいないだろうし買物もできない、それならば荷物もあるので空港隣接の方が良いかなと残り2泊とも3人部屋も取れたのでここに決めました。
帰りは同日夜の便でも良かったのですが仕事が詰まっているパパは月曜日朝8時に着くのと夕方17時に着くのとはえらい違いなのでお昼の便で帰るなら一緒に行くと言うのです。
娘とふたり旅でも良いんだけどねと思いながらも一緒に行けるのもそんなにないからということで娘の承諾を得てお昼の便で帰ることになりました。
この系列のホテルではステイタスもペーぺ〜ですが朝食が無料になるのは大きいのです。
ブリュッセルでも貯めたポイントで2部屋は無料になったしで円安の旅行では恩恵は使わないとね。
本当はブリュッセルでお昼すぎまで過ごしてケルンへ14時台のICEに乗って夜にケルンからマインツに行き宿泊して、と思ったのですが1本時間を遅くすると列車のチケットがすごく高くて、さらにマインツのホテルは1泊4万円台、3人部屋がないので2部屋取るとなると無理、安いホテルの書き込みはダニ出たよとか書いてあるし〜なのでそのプランやめました。
ブリュッセル〜ケルン〜フランクフルトまで合計4時間ほどになるので結構疲れてで同じホテル2泊で良かったかもです。
ブリュッセルからケルン、ケルンからフランクフルト空港にくる時もICE特急は25分くらい遅れていました。
外国あるあるでまだ良い方かなと思います。
空港からの離発着の飛行機がホテル入り口の天窓に映るんですが全く騒音なし。
お腹の調子も治ってぐっすり眠れました。
朝ごはんはドイツなのでソーセージやジャガイモ料理が美味しい〜白いソーセージも食べられて満足。
ホテルを出てICE特急で30分ほどのマインツまでお出かけします。
この日はSバーン8番線が途中駅間メンテナンスがあるよと公式に出ていたので早く行けるICEで移動です。
乗車時間も短いので2等車、駅の券売機でチケットは購入、フランクフルト中央駅に行きます。
マインツの駅前よりトラムに乗り坂道上がり15分ほどのシュテファン教会へ。
トラムのチケットは駅前トラム乗り場で券売機で買いました。一律の値段。トラムの中で乗ってからチケット買うとちょっと高くなるとガイドブックに書いてあったので先に買います。
チケットをピッとするわけでもないし降りる時に運転手さんに見せるでもないし結局どうやってやるのか分からずでした。
ちゃんと切符買ってあるし無賃乗車じゃないから結果もやもやですが良いよね。
シュテファン教会のステンドグラスはシャガールが描いたものらしくどうしても見たかったの。
ロシア系ユダヤ人のシャガール、戦争で壊れてしまった教会のステンドグラスを作成して欲しいと同じくユダヤ人のシャガールファンの牧師さまから声がかかったそうです。
ドイツでのユダヤ人迫害が心にあるので最初はお断りしたそう。
その後、気持ちが変わったのか自分の絵で平和への祈りをと思われたのかお引き受けしてのステンドグラス作成だったらしいです。
シャガール晩年、最後の作品。
出来上がった教会の作品を本人は見ることができなかったそうです。
フランスにはオペラ座にシャガールの作品ありますよね。舞台客席から天井見上げると四季感じる愛の作品、色鮮やかラブリーな作品が頭上に広がりで本当に素敵でした。
ドイツではシャガールの作品はこのマインツのシュテファン教会だけらしいです。
珍しい全体ブルーのステンドグラスなんです。
正面のステンドグラスは青が基調となりアダムとイブや天使が鮮やかに色づけされて描かれているのです。
サイドのステンドグラスはやはりブルーが基調、何かの植物なのかな、葉のようにも見えるし、ところどころ赤い実にも見える赤の彩色が施されています。
海の中にいるようにも思えるし、なんだろうすごく居心地が良いブルーの空間。
ブルーなのに暖かく感じる色彩なんですよ。
着いた時間は曇りで雨が降り始めたんですが教会の中から見るステンドグラスの青の鮮やかな色、
こんなに素敵なステンドグラスがあるとは〜感動しちゃいました。
実は感動したわけは他にも。
教会に着いたのが12時。これからパイプオルガンの演奏とミニコンサートが催される時間だったらしく、受付の人に静かに途中うろうろせずに聞いてねという条件で入れてもらえました。
さっと見て帰るつもりがパイプオルガンの音色とブルーの空間、途中からチェロとバイオリンも加わり1時間どっぷりと座って聴き入ってしまいました。
心に染み渡る音色にうるうるしちゃいました。
親子3人ともこういう時間が好きなのでそれぞれ楽しみいろいろ思いながら良い時間が持てたと思います。
娘はお友達ときたらこんなふうにゆっくりできなかったし家族と一緒でうるうるできてよかったと言っていました。
なによりの言葉ね、ありがとう。
素敵な時間を過ごした後は降り始めた雨の中を傘を刺して坂道をゆっくり下って駅まで戻ります。
行きに駅からトラムで見えたこのお店であとでお茶しようか、とか言ってたのに雨ですっかり身体も重くなり、フランクフルト中央駅までの時刻表を見たらICEがすぐにくることがわかったので駅構内でお金を払ってトイレ借りて売店でパンを買って券売機でチケットを買って来た列車に乗り込みます。
晴れていたら川の方まで歩いてとか思っていたけれど、1時間以上シャガール見てパイプオルガンの音色に酔いしれての時間は大満足。
来て良かったです。
帰りに絵葉書とシャガールとステンドグラスの解説買いました。日本語版はなかったので英語版。
ハンブルグ行きの2等車は混んでいて席を探して座りました。
フランクフルトまでは40分ほどで着きました。