イメージ 1

 こちらでは、バス他の総括をご紹介していきます。
 バスに関しても、九州新幹線全線開通絡みの話題が多く、3月11日のダイヤ改正では、上の画像の初めて新幹線連絡高速バスである「B&Sみやざき号」が、新八代駅~宮崎間の運行で、ジェイアール九州バス・産交バス・宮崎交通の3社運行で運行を開始し、九州新幹線から宮崎へと向かわれる方にとってはありがたい高速バスが運行を開始しているなど、九州新幹線に連絡する路線も、新たに加わったのが今年の話題の一つといえましょうか。

 では、私が選んだバス他のベスト3をご紹介しますと…
 1位 福岡~宮崎高速バスの変化
 2位 高速バス、日本最長距離の座に変化
 3位 関門海峡フェリー廃止 
 では、まず1位の福岡~宮崎間の高速バスの変化からご紹介していきます。

 福岡~宮崎間の高速バスは、これまで西鉄バス・九州産交バス・宮崎交通・ジェイアール九州バスの4社運行で、「フェニックス号」の独占運行でしたが、このうちのジェイアール九州バスが撤退、新たな高速バス「たいよう号」として運行を開始しております。
イメージ 2

 一方の「フェニックス号」に関しても、新たに西鉄高速バスが運行に加わるなどして、本数を維持したままで運行されています。本当に、ここまでのいきさつが両社の思惑が違うためとは言いますが、事実上の増発となっている福岡~宮崎線の利用がしやすくなっている事には間違いないでしょうか。

 (西鉄高速バス)
イメージ 3

 (宮崎交通) 
イメージ 4

 次に、高速バス日本最長距離の座に変化についてです。
 12月、西鉄高速バスと西武観光バスとの共同運行で、福岡~横浜~池袋~横浜線「ライオンズエクスプレス」が運行を開始しました。これは、これまでの日本最長距離の高速バスであった、西鉄バスの以下画像の福岡~東京(新宿)線「はかた号」を上回る運行距離(1170キロ)である事から、ついに21年経って日本最長距離の座を「ライオンズエクスプレス」に明け渡した訳です。
イメージ 5
イメージ 6

 特徴としては、4列シート・後部トイレと料金も格安である高速バスであります。本当に格安で東京方面に行かれる方にとってはこの路線もいいのではないかとも思う所ではないでしょうか。とにかく運行を開始したばかりでもありますので、さらに利用客が増えていただきたいと思う所です。
 
 そして、第3位の関門海峡フェリー廃止についてご紹介します。
イメージ 7
イメージ 8

 福岡県北九州市日明港~山口県下関市彦島荒田港を結んでいた関門海峡フェリーは、11月30日に35年間の歴史を終え、運航を終了しました。私も、かつて利用歴がありましたが、鉄道や道路を経由する以外での交通機関として重要な存在であっただけに、この廃止は改めて痛かったのではないかと思う所です。
イメージ 9

 末期は、画像の1隻のみでの運航となっていて、時間間隔も約40分おきでありましたが、これらの件でも廃止に至る要因だったのではないかとも思われますが、積載物に関しては関門橋や関門トンネルを抜ける事ができないものもありましたので、これらにとっても今後課題となるのではないでしょうか。

 本当に、鉄道よりは大きな話題は今年は少なかったようにも思います。それでも、このように廃止や運行開始など変化を生じた所でもありますので、来年はバス他系もどんな変化を生じるのか、大変楽しみな所でもあります。できれば暗い話題ではなく、明るい話題がさらに提供していただければとも思う所ではありますがね。
イメージ 10