現在、熊本～宮地間には「あそぼーい！」と言うキハ１８３系を使用した観光特急列車が上の画像のように運行されていますが、その前にキハ５８系を使用した「あそ１９６２」、そしてその前に「ＳＬあそＢＯＹ」と言う流れが一般では考えられる所です。
しかし、実際は「ＳＬあそＢＯＹ」の後には「ディーゼルあそＢＯＹ」としても運行されており、８６２０型５８６５４号のピンチを救ったと言う事が平成１７年にありました。
しかし、実際は「ＳＬあそＢＯＹ」の後には「ディーゼルあそＢＯＹ」としても運行されており、８６２０型５８６５４号のピンチを救ったと言う事が平成１７年にありました。
平成１７年６月、これまで運行していた「ＳＬあそＢＯＹ」が、牽引機の８６２０型５８６５４号の台枠などの老朽化による不調により、運行を終了する事になりました。しかし、年内の運行日が決まっていたため、完全に運休する訳にはいかず、平成１７年７月よりＤＥ１０形ディーゼル機関車牽引による「ディーゼルあそＢＯＹ」が運転開始される事になりました。
尚、それでも運転日を絞り、「ＳＬあそＢＯＹ」・「ＳＬ人吉号」は運行を夏休み期間中までは継続していましたが、結局は運行を終了、以降の年間運行は「ディーゼルあそＢＯＹ」となってしまいました。
しかし、利用者はＳＬに比べたら半減し、翌年の運行からは、キハ５８系運行による「あそ１９６２」に変わりましたが、ご存知のように昨年運行を終了、今年からは呼び名は違えども「あそぼーい！」として現在に至っております。
確かに本来の運用ができなかったら、何と言っても代わりが出てくるのは当然の事です。しかし、代わりが出て来てもこの時みたいに逆効果な場合が生じる訳ですから、やはり目玉をなくす事になったら、どれだけ残念な事なのかがよくわかります。
私も、残念ながら「ＳＬあそＢＯＹ」には乗られませんでした。これまで見る事はできましたが、こうして利用できなかったのは残念だったように思います。現在、この５８６５４号は、再復活の上「ＳＬ人吉」として運行しています。改めて今後乗車する機会がありましたら、ぜひとも利用したいと思っています。