去る11月29・30日に、DE10形とマヤ34形を使用した唐津・筑肥線の検測(通称・「マヤ検」)が行われました。
 これまでも、筑肥・唐津線の「マヤ検」の話題はお伝えしましたが、毎回撮影に行く度に色々な発見があったのですが、今回も撮影に出向いた際に色々な発見をする事ができました。今回は、これまでの撮影と同様に山本駅(佐賀県唐津市)まで出向き、撮影を行いましたので、2回にわたりご紹介したいと思います。

 この山本駅には、以下画像正面の2番ホームに約10分停車します。そして列車は筑肥線を伊万里駅(佐賀県伊万里市)へと向かう事になりますが、伊万里駅やこの後運行する姪浜駅(福岡県福岡市)では機回しの設備はありません。そのため、このように画像2以降のようなDE10形によるプッシュブル運転が行われているのです。
イメージ 1

 列車は、留置先であった西唐津駅から山本駅にやってきます。
イメージ 2

 今回のDE10形の牽引機は赤の1207・1195号機がマヤ34-2009をサンドイッチした姿となっていました。ちなみに、これまでの「マヤ検」では黒の1753号機が使用されている例もありましたが、今回はこのように「赤」と「青」と「赤」の組み合わせとなっているのが今回の編成の特徴であったと言えましょう。

 (1207号機を先頭にした3両の姿)
イメージ 3

 (1195号機)
イメージ 5

 今回の主役、マヤ34-2009です。このマヤ34形も、約2ヶ月ぶりの筑肥・唐津線の検測となった訳ですが、まだまだこうして活躍している事がわかります。やはりJR九州では唯一の検測用の車両でありますので、JR西日本の車両も入線する事もある検測にあって、これからも頑張っていただきたい車両である事には間違いありません。
イメージ 4

 こうして「マヤ検」の山本駅入線までご紹介しました。本当に先述のように年に4回ほどしか見る事がない列車でもありますので、この姿はやはり貴重な姿だと思います。尚、まだまだわかった部分もありましたので、これに関しては次回ご紹介したいと思います。
イメージ 6