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 亀の井バス・日田バスで運行されている福岡~湯布院線(「ゆふいん号」)は、2月1日から運行区間に天神・博多バスターミナル発着以外に博多港国際ターミナル発着が登場、さらに本数も13往復に増発した上で、2往復を昨年廃止した別府北浜までの便を亀の井バス運行で復活して運行されていましたが、利用客が元々少なかった事などもあり、運行期間である7月までの運行を待たずして6月に運行が終了してしまいました(6月8日番外参照)。

 この廃止は、元々がクルーズ船や「ビートル」や「カメリア」などの国際航路の利用者のための増発だったのですが、震災の影響などもあってか元々の旅行者が少なかった事もあり、それらの利用者も少なく、結局運行終了と言う結果に至っております。また、その別府「ゆふいん号」も、天神バスセンターや博多バスターミナルには経由せず、福岡空港国際線にしか福岡側では停車しませんでしたので、これが早い終了に至ったのではないかとも思います。尚、本数も13往復から11往復に戻っております。

 そんな別府「ゆふいん号」には、上の画像1のような貸切用の車両(西日本車体(西工)SD-I(日野U-RU2FTAB))が使用されていましたが、運行終了となった現在はどうなっているだろうかと思ってもいたのですが、今回出向いてみますと画像2・3のように再び貸切用の車両として戻っておりました。また、もう1台の1730号も画像4のように横に駐車しておりました。
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 私も、年式が古い分野である事から、もしかして離脱したのではないだろうかとも思っておりましたが、幸いこうして再び元の貸切の姿に戻ってくれた事はよかったといえましょうか。やはり珍しいSD-Iタイプである事を思えばわからなくはないでしょうか。

 それにしても、正直もう少し待てなかったのではないだろうかとも思いました。先述のようにやはり震災の影響で観光客数が激減している中での運行終了でしたが、現在はクルーズ船もまた来るようになるなど元に戻りつつある訳でしたので、もう少し待ってくれればよかったのにと思ったのですがね。本当に、約1年ぶりに別府「ゆふいん号」が復活したと思ったらもうこのような状態ですので、本当に残念でなりません。
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 (注)車庫画像は許可を受けて撮影しています。