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 上の画像3は、画像1・2の日田バス483号(元西鉄バス9718・日産デPKG-RA274RBN)の行先表と座席表です。
 このうちの右側の座席表は、福岡~湯布院(「由布院」とも書きますが、ここではこう述べます)線「ゆふいん号」対応の座席表示となっていて、予約制である「ゆふいん号」のための座席表がこのように表示されています。

 この座席表を見ますと、左側の座席のほとんどが窓側しか使用せず、もう片側の通路側が予備席扱いに、右側の座席が2列使用となっているのがわかります。つまり4列の座席であっても、3列の座席しか通常使用しないのがこの「ゆふいん号」となっているようです。
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 これは、おそらく「ゆふいん号」に3列の車両が現在も運行されているために、その3列車に合わせたものか、突然の車両変更(4列車→3列車、または3列車→4列車)などにも対応したものなのではないかとも思われますが、元々の利用者数に関わらず、左側が1席分しか設定していないと言うのは、左側に座られる方にはその分余裕が出るのでいいのではないかとも思います(これらはあくまでも推測です)。

 それにしても、もうこの車が日田バスに移籍してきて1年以上が経過しましたが、今回こうして見てみまして西鉄の車と言うよりも日田バスの車という印象が強くなったようにも感じます。それでも、装備は西鉄時代から変わらない訳ですが、前面のテレビモニターが撤去された上、運賃表が設置された姿は、元々が各停便が多い日田バスならではな印象も感じます。尚、後部のモニターは現在もそのまま残されています。
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 ちなみに、画像3の行先表示の左側には、新たに追加された部分も書かれた行先表示が以下画像のように貼り付けられていました。この追加されたのが、新たにハングル文字が追加された「ゆふいん号」の行先で、それに加えて新たな発着地ともなった博多港止まりの行先も入っております。
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 実際に別の車(473号・三菱KC-MS829P)で使用されている例です。やはりハングル文字も追加されていますので、韓国人観光客にも優しいのではないかとも思いますね。
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 (注)車庫画像(大分交通大分営業所)は許可を受けて撮影したものです。