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 長崎県営バスでは、4月より、長崎から諫早・大村各市内へ高速シャトルバスが運行されています。
 この高速シャトルバスは、諫早・大村両市内の住宅地と長崎市内を、迅速かつ確実に目的地に到着するために運行されてるもので、高速道路を通過する事もあり、全てのお客様に座っていただくべく快適な通勤通学ができるよう運行されてもいます。
 この高速シャトルバスの運行区間は、
 【共通】長崎駅前(乗車は長崎駅前東口)~桜町~桜町公園前(乗車のみ)~市役所前~興善町~県庁前~中央橋~(長崎出島道路~長崎自動車道)~
 【諫早】貝津団地入口~日大高校前~西諫早駅通~地区センター前~山川町~中尾町~女乙石~御館山~諌早商高前~諫早駅前 
 【大村】大村木場~ろう学校前~植松~桜馬場~中古賀島~西古賀島~今津町北~福里~富の原一丁目~富の原二丁目~黒丸入口
と各停車地に停車します。
 しかも、諫早・大村市内とも、実は隣同士の停留所になっていて、まさに各バス停に停車するパターンとなっていますので、このシャトルバスが通行する沿線の場合ならば、お近くのバス停から乗車する事も可能になっているのも特徴です。ちなみに大村市内の場合は、大村インターから桜馬場まで国道444号、そして県道空港線を経由して行き、右左折を3度繰り返して終点の黒丸入口に至るようで、少々複雑になってるようです。
 本数は、諫早方面は諫早行きが夕夜のみ平日5便、土日祝日3便、長崎行きが朝のみ平日5便、土日祝日4便となっていて、大村方面は大村行きは夕夜のみ5便、長崎行きが朝のみ4便となっています。
 車両は、三菱エアロバスのスタンダードデッカーが使用されています。車両の一部は、諫早・大村各営業所に転属した車もあったりもしているようですが、いずれも間合いで空港リムジン用にも使用されるでしょうから、新たな運用ができていいのではないでしょうか。
 (諫早行き、9E19・三菱KC-MS815S)
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 (大村行き、6E19・三菱U-MS815S)
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 今回、長崎駅前(東口)バス乗り場にて、諫早行きを見る事ができました。この時の乗客は、ここからで約10人ほどが乗車されていました。その後、他の停車地でどうだったかはわかりませんが、早く行ける分いいのではなかったかとは思います。
 ちなみに、この時刻表を見ますと、種別は「急行」になってるのがわかります。私も、「高速シャトルバス」の名目なので、「高速」かと思ってましたが、「急行」には驚きました。確かに、諫早・大村各市内は各停留所に停車する事になりますので、わからなくもないでしょうが。
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 こうして見ますと、明らかに市内の方々のために運行されてるのが分かります。この2路線とも、JR長崎線・大村線、そして特急「かもめ」や快速「シーサイドライナー」のいわゆる競合相手の存在もあります。しかしこの利点は、何と言っても市内の住宅地へ入るという、いわゆる鉄道ではできない事もできる利点もあります。ですから、「高速シャトルバス」沿線の方は、ぜひとも利用していただきたい路線ではないかと思いますね。
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