前回、東京六大学応援団連盟と話したものの、基本に戻って「東京六大学」についての説明が必要かと思いつきました。

 

「六大学」というとかつては「東京六大学野球」のことを自ずと説明しているものだったようですが、現在は全国に「六大学リーグ」があり説明が必要な場合があるようです。それでも「六大学」と略すと一般的には東京六大学を指すようです。

 

所属大学は加盟順に、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学の六校になります。まだ日本に野球が馴染んでいない大昔の頃から野球をやり歴史を重ねてきた各構成大学は東大はともかくとしていずれも大学の知名度を高め、早稲田、慶應、明治、法政が1920(大正9)年に、立教が1922(大正11)年に大学令による旧制大学に昇格を果たしている伝統校でもあります。

 

伝統でいったら卒業生113万人超の日本大学、昨今駅伝人気の青山学院大学や東洋大学、法学部の中央大学、神田の老舗専修大学、その他順天堂や駒澤、明治学院などが思い浮かびますが、「東京六大学」というブランドイメージに接近することははたしていかがなものか・・お考えいただければと思います。

 

この「東京六大学」は、野球にとどまらず様々な学生団体そして東京六大学校友会等卒業生組織での交流があって応援団が良い例で、毎年OBOG会(六旗会)を開催しています。