菅首相では何もできないと国民に思われていることを打開しようと必死の民主党。
菅首相がOECDの式典で「約1000万戸の屋根に太陽光パネルを設置」と表明したことに対し、海江田万里経済産業相は記者会見で「聞いていない」と発言。
さらに中野寛成国家公安委員長は「事前に閣僚と情報や意識を共有して」と発言。
これでは、菅首相は何も言えなくなってしまい、党内にいる利権代表の意のままの発言しかできなくなってしまう。
利権を排除して、大幅な見直しをするはずだった民主党は、逆に初めてその利権のうまみを味わってしまったことで、自民党以上にダメになってしまったようだ。
それだけ、理想と理念を持った政治家がいなかった証拠。
大臣までもが、労働組合の代表そのもののような対応に、これでは国民を任せられないとすでに国民全員がわかっている。
内閣不信任案が提出されるようだが、早く可決してほしい。民主党の造反議員とされる人たちこそ、今の民主党には必要な人たちだろう。