文部科学省は福島の子供の被曝を20mシーベルトまで認めるという違法行為をしているが、逮捕される様子はない。
それでもやはり違法は気になるのか、責任逃れをしておかないと心配なのか、計算方法を変えてみて、20mシーベルトまではいかないよと発表した。
その計算では、1日8時間を野外にいると仮定した分を2時間に削減。さらに学校にいる時間を1日の3分の1と計算して、学校外での被曝の方が大きいので、文部科学省の範囲外だと言いたいようだ。
だが、この計算は全く意味がないことは国民が一番よく知っている。例えば、福島の子供は全てが屋内の方が屋外よりかなり被曝が減るような住居には住んでいない。計算式は実態に即していないで、机上の空論に等しい。
さらに、給食をはじめ、福島の野菜や牛乳、水から受ける内部被曝を全く考慮していない。
学校で被曝を減らす努力もしないで、計算だけつじつまをあわせようとする最低の行為だ。日本はいつこんな最低の国になってしまったのか。
戦時中でさえ、子供は国の宝だと言っていたと聞かされていたのだが、今や文部科学省は責任逃れのために子供を見捨てる省庁に成り下がってしまった。こんな者たちに国の将来を担う子供たちを任せている国が将来豊かな国になるはずがない。我々は次に誰を選べば、こんな国から脱することができるのだろうか、よく考えて投票したいものだ。