福島県の小学校の子供の被曝許容量を文部科学省が発表した数字を聞いて驚いた。
なんと20ミリシーベルトだそうだ。
20ミリシーベルトを越えそうだから外で運動をしてはいけない、なんて、何を考えて言っているのか。
逆に言えば、20ミリシーベルト以下の学校は文部科学省から外で運動してもいいとお墨付きをもらったようなものだ。
無知な先生は、それを信じて外で運動させるだろう。
その先生は、その子供のうち何人があなたのせいで20年後、白血病かガンになるかを追跡調査すべきだ。あなたが無知だったせいで、将来有望な子供たちを危険に貶めているのだ。
先生の無知は先生が被害を受けるべきだ。それを子供に転化するな。
かつて基準は1ミリシーベルトだった。それが1ミリシーベルトになったかと思えば、大人でもどうかと思う20ミリシーベルトだと。
いい加減にしてほしい。子供は国の宝ではなかったのか。
農家も同じだ。
福島県がいわき市の米の作付けを許可したそうだが、これで福島産の米は売れなくなった。
国民をだまして安全だといって売ることは可能だろう。無知な消費者は買うだろう。
だが、本当に無知なのは、作付けを許可した人と作付けをした人だ。あなたたちは被害者だ。なのに、無知なため、自分から加害者になろうとしている。あなたはその米を食べた子供たちの20年度に責任を持てるのか?
無知で知らなかったとは言わせない。こんな状態なのに、知ろうとせず流通させる行為が問題だ。
被害者なのだから、加害者から補償されるべきだ。それなのに安全だと言って作付けをしてしまうと補償を受けられにくくなってしまう。同じような被害者の足をひっぱっている行為でもある。
無知は犯罪なのだ。
先生も農家も福島県の職員ももっと国民と住民のために、そして何より子供たちのためにもっと調べようよ。そして国に対して、総意として声をあげるべきなのだ。