福島県知事が枝野官房長官に「元の福島に戻すことに責任を持ってほしい」と要望したそうだ。
元の福島って何だ?
原発が何基も安全ですという偽りを言いながら危険なまま存在する県か?
そんな福島になんか戻ってほしくない。
福島県知事は想定外が起こりうることを知っていて放置した張本人ではないのだろうか?
東電と原子力安全保安院・安全委員会関係の人たちは今回の規模の津波が来たら原発は危険だということを知っていて放置していたと言われている。「想定外」と繰り返すことで誰も責任がないと逃げているだけの人たち。
当然知事や市長にはそのことが知らされていたとのことのようだが、福島県知事が知らなかったはずはない。
そんな福島県知事が元の福島に戻すとは?
県民からすれば、原発のない平和な福島にしてほしいはずだ。もう原発の恐怖を味わうことだけは避けたいはずだ。
そんな気持ちを全く考えていないのか。それよりも、福島県知事はもっと県民の安全をまず第一に考えるべきではないのか。そのために自分で行わないといけないことがあるのではないか?
元の場所に住めるようにすることは当然のことだろう。だが、当分無理そうな場所があることは国民の誰もがわかっている。
だからこそ、「元の福島」ではなく、「もっといい福島」でなくてはならない。