障害年金を受給できたとしても、「親なきあと、どうしたらいいでしょうか」と聞かれることがあります。
成年後見制度やグループホームなど、知っている範囲の情報はお伝えしますが、それ以上のことはできません。
障害年金の手続きをお手伝いすることはできても、その方の人生そのものまで背負うことはできないからです。
それは当然のことなのですが、答えながら、どこか言葉に詰まる感覚があります。
こんな時は、この仕事をこのまま続けていいのかと考えることもあります。
嫌になった、というわけではありません。
ただ、自分がこの仕事を担う立場として適しているのか、少し距離を置いて考えてしまう、そんな感覚です。
はっきりとした答えが出るわけではなく、ずっとどこかにもやもやしたものを抱えたまま、この仕事を続けています。
とにかく、私ができることは、ほんの小さなことに過ぎない、ということは確かです。