今回は



once upon a time in 横浜
〜 B'z LIVE-GYM '99
"Brotherhood"〜




この映像の地味に注意して欲しいところは


LIVE-GYM映像に見えて

実は結構編集されてる笑


具体的に言うと…


・11曲目の「THE CHANGING」(TAK MATSUMOTOのソロ)が未収録


・本編ラストの「Brotherhood」がアンコールラストの「BAD COMMUNICATION」のあとに配置転換


・MCがほぼカット


主にこの3点が違います

まあ初めて観る人はさほど気にしなくてもいいとは思います


あと、このLIVE-GYMに関したエピソードと言えば…


横浜国際総合競技場の
こけら落とし(音楽)公演

が本公演になります!


またSMAPのラジオで木村拓哉と中居正広が


ーーーーーーーーーーーーーーーー

木「あそこ(横浜国際総合競技場)でコンサートしようとしたけどSMAPは断られた。けどこの間B'zがしてた。」

 中「何で?何が違うの?歌唱力?B'zって本当歌が上手いよね!」

 木「そういうのやめようよ。歌手に歌が上手いなんて、プロのギタリストに上手いって言うようなもんだよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


なんていうお話もあります笑
まあ嘘か本当かは分かりませんけどね


【絶対に注目して欲しいド派手演出】

☆降りしきる大雨&筋肉


それは演出か?


というのも…


本ツアー、ド派手演出を極力排除することで

ハードロック全開のLIVE-GYMなのです!


1998年にベストアルバム「B'z The BEST "Pleasure"」と「B'z The BEST "Treasure"」が発売され、たった1年で1000万枚近くの売り上げを記録します


過去のものが売れること=このあとの楽曲たちがどう評価されるのかへの危機感と後に語った松本孝弘


いや、すごい考え


その一方で


「ファンとスタッフにいかに支えられてるかを実感し、改めて感謝の気持ちが芽生えた。それがBrotherhoodという言葉に繋がった」
と語る稲葉浩志



そんな背景からB'zは翌年の1999年にハードロックへと原点回帰、そして打ち込みを一切排除した『Brotherhood』を発売


このアルバムのコンセプトを継承したLIVE-GYMということでド派手演出が全然ないわけですね



逆にですよ…




稲葉さんの歌唱力と松本さんのギターに

100%集中できるわけです!


と言いたいのですが…


この日、まさかの大雨



B'zはこのLIVE以降、

大事なLIVEでは雨が降る

稲葉さんは雨男

なんてイメージがつきました



稲葉さんは雨に打たれながら上半身裸になって歌い散らかします


喉と筋肉の仕上がりが凄まじいライブ


謎に網スケスケのモノを着る稲葉さん

「F・E・A・R」のときに赤いスーツを脱ぎ捨ててとうとう網スケスケだけになった稲葉さん

もはやそこが演出です笑




【セットリスト】
1.ギリギリchop
2.F・E・A・R
3.Liar! Liar!
4.HOME
5.TIME
6.Easy Come, Easy Go!
7.ながい愛
8.銀の翼で翔べ
9.SKIN
10.SHINE
11.遠くまで
12.GO FURTHER
13.Calling
14.FREEWAY JAM
15.Real Thing Shakes
16.LOVE PHANTOM
17.さまよえる蒼い弾丸
18.ZERO
19.ONE
20.RUN
21.BAD COMMUNICATION
22.Brotherhood


【タケチたかひろ的見所ベスト5】
①ながい愛

B'z史上屈指のダークかつハードロックな楽曲

稲葉さんのヘドバンとか松本さんのソロとか

静寂からの観客の歓声とか

全てがカンペキです

②横浜国際総合競技場に響き渡る「遠くまで」

B'zのLIVE-GYMでは珍しい稲葉浩志ソロ曲

真ん中にある特設ステージで4人のストリングス隊を率いて美しいバラードを歌い上げます

最後、マイクを遠くへ置き

稲葉さんの地声のみでアウトロの

「遠くまで」

を横浜国際総合競技場に響き渡らせます




③あの稲葉さんから飛び出す
「fu×k you!!!」ZERO

ロックバンドの中では割と
おとなしめなキャラの稲葉さん

僕が知る限りではこの曲のみイントロで

「fu×k you!!!」

と稲葉さんがかっこよく叫びます
(中指付き)


調子に乗る稲葉さん

それを腹パンする松本さん

国宝級の笑顔

120点


間奏の増田さんパート

を邪魔する稲葉さん


多くの「ZERO」が映像化されてますけど、この「ZERO」が1番好きかもです

④大雨の中の「ONE」

アンコール1曲目

この日のLIVEで1番の大雨になります

握手を交わす2人


大雨の中で歌い上げる稲葉さん

と弾き散らかす松本さん

壮大なバラードに降りしきる大雨が世界観をカンペキに仕上げてます

マジで泣ける





⑤魂の「Brotherhood」

「BAD COMMUNICATION」が終わりエンドロール…

だからといって止めないでください


本来なら本編の最後に演奏している「Brotherhood」


モノクロに加工されていた本楽曲の壮大さが鳥肌モノ

最後の

「We'll be alright」

は稲葉さん渾身の魂の叫び




【その他の見所】
〇ちびーず

OPで出てくるB'zに扮した子供

通称ちびーずです




〇B'zのLIVE-GYMにようこそ

数ある「LIVE-GYMにようこそ」の中でも人気の高い今作

2018のLIVE-GYMではこの「LIVE-GYMにようこそ」をオマージュしました

読めないふりをする稲葉さんがかわいい




〇Calling

1998年のMステにて伝説の「Calling」を披露したB'z

あれ以来アウトロを大きくアレンジしてLIVEで披露されるようになり、いつしかアウトロ命の神曲に進化しました

今回のLIVE-GYMでもカンペキなアウトロが見れます


〇FREEWAY JAM

Jeff Beckの名曲をカバー

メンバー紹介時のベース

満園庄太郎に大注目

火を噴くベースプレイは圧巻

コロナが終わったらぜひライブハウスで満園庄太郎さんのベースプレイを観に行ってみてください

ファイヤーベースは健在です


〇Real Thing Shakes

稲葉さんと松本さんの目の前からとてつもない量の火花があがりますが、ケムリで2人の姿が全然見えません笑

火花もほどほどに

〇B'z史上屈指のBAD COMMUNICATION

大きく分けると通常バージョンとULTRA Pleasureバージョンの2パターンのイントロがあるんですけど


今回は通常バージョン

イントロで右手をぶん回す稲葉さんがめちゃくちゃ好き



「♪Yeah〜〜〜曖昧な噂で〜」

で松本さんに駆け寄る稲葉さん

これも神



数々の「BAD COMMUNICATION」がありますけど


多分99年が1番観ましたね

マジでかっこよすぎです

〇B'z定番曲の進化

「LOVE PHANTOM」「さまよえる蒼い弾丸」「Calling」「BAD COMMUNICATION」なんかの定番曲はLIVE-GYMを重ねるごとに色々なアレンジが加わり進化していきます


特に「LOVE PHANTOM」はCD音源のアレンジからライブバージョンへ進化する途中かつその塩梅のよさが本作で楽しめます


〇黒瀬蛙一の長髪


01年のELEVENツアーでもドラムを担当してる
黒瀬蛙一

このときは長髪ですが、01年は短髪です

言われないと同一人物だと気づけません笑






てことで以上です


DVDを買うと



B'z LIVE-GYM '98 "SURVIVE"


「スイマーよ!!」



が特典映像として見れます!


気に入った方はぜひ!