ブログの始まり方でそのブログを読むか読まないか決めることがよくある。"終わりよければすべてよし"なんていうがそんなわけはない。ブログは最後まで読まなければ、終わりがいくら良くても虚無と化すのである。何をいいたいのかというと…そう、僕は書き出しに困っているだけである。じゃ、早速私のはじめてのひとり旅についてつらつらと書き連ねていきまーす。

綺麗にまとめようと思えば「稲葉さんの聖地巡礼!」みたいなブログを書けなくはないですが、そんなブログGoogle様に頼ればたくさん出てくると思うので、今回は聖地巡礼を含めた津山旅行全般を書ければなと思ってます。では。

【4/4 22:24 横浜駅
そもそも今回の旅行は「あ、春休みにひとりでどっか行きたいな」⇒「久しぶりに寝台列車に乗りたいなー」⇒「あ、寝台列車で岡山行けば津山行けるな!」みたいな感じで適当に決めたのでちょっと無計画なのはあしからず。
乗車した寝台列車はサンライズ瀬戸・出雲というやつです。22:00に東京を出て、出雲に9:58、もしくは高松に7:27に到着するというノロノロ寝台列車。基本的に毎日運行してると思います。時代遅れな感じがしますが、平日でも予約でほぼ満席。ぜひ乗ってみたいなと考えてる方は1ヶ月前からみどりの窓口で予約を開始してるので早めに予約するのをオススメします。

てことで22:24横浜駅発のサンライズ瀬戸・出雲に乗車。はじめてのひとり旅なのでワクワクが止まりません。


ビールとおつまみを買って晩酌の準備も万端。



1番安いノビノビ座席というのを購入してました。通路と座席はカーテンで仕切れますが、隣りの座席をカーテンで仕切れません。毛布と枕カバーはありますが肝心の枕はありません。はい、そこのキミ!そんなんじゃ寝れないとかワガママ言わない!

(JRホームページより)

1番高いA個室寝台だとこんなホテルみたいな部屋です。お金に余裕のある方はこちらがオススメ。でも、ノビノビ座席はノビノビ座席で寝台列車感があって僕は大好きです。
まあ寝れるかと言われれば高揚感もありそこまで寝れず。ラジオを聴きながらウトウトしてる感じでした。

【4/5 6:27 岡山駅

ウトウトしてたらいつの間にか岡山駅着。楽しいひとり旅の始まりですね。
先程サンライズ瀬戸・出雲という書き方をして「え、どっち乗ったの?」と思った人もいたかもしれませんが実はこの岡山駅で車両の切り離しが行われます。



まあとはいえ寝台列車で来たので早く着きすぎた…。朝ごはんの時間です。
なにかオシャレなカフェはないかとGoogle先生を頼ると岡山駅の沿線に何やらオシャレなお店を発見。

【4/5 7:00 北長瀬駅

岡山駅から電車で3分の北長瀬駅。駅から歩いて15分ほど(いや、遠っ)。


モーニングセットのBLTサンド。コーヒーもとても美味しゅうございました。店内は他のお客さんがすでに何人かいらっしゃったので写真は撮らなかったですがとても落ち着く内装。貴族になった気分でダラダラしながら津山行きの電車を調べる。7:45発か。次は8:23発。なるほど、逃せないな。で今は…7:35。駅まで歩いて15分。

あ、やらかした

ただ、僕には強い味方がいる。そう、ひとり旅なので迷惑をかける相方がいない。そうと分かればやることはひとつ。「ご馳走様でした!」のかけ声と共にダッシュです。鬼のダッシュ。せっかく優雅に過ごしてたのに汗まみれになり出だしから最悪です。無事1分前に駅に着いたので津山に向かいます。(いや、前置きが長い!!!)

【4/5 9:42 津山駅


岡山駅からは1時間半ほどで津山駅に到着です。
憧れの津山!ついに!


駅前にはB'zのパネルが。テンション超ガリアーですね。平日でしたが、僕の他にもB'zオタクの方が何人もいらっしゃいました。さすがです。

てことで地図を貰いに駅前の観光案内所へ。

こんな地図が貰えます。便利ですね。早速案内所のおばさんにどう回ればいいか聞いてみます。

私「あの、歩いて稲葉さんの聖地巡礼をしたいんですけど、やっぱりイナバ化粧品店から始めればいいですかね?」

おばさん「は?お兄さん、歩いてまわるって言った?無理よ無理。津山はレンタルサイクルで回るものよ。歩いてなんて無理に決まってるじゃない。」

無計画は無知というワクワクを生みますが、同時に無知という恐怖を生みます。じ、自転車…。ここで大きな問題が…。

私「あ、あの…。僕、自転車乗れなくて…。

一世一代の告白である。21歳である私が赤の他人に自転車に乗れないという弱みを提示したのだ。戦だったら負けてる。僕は目の前の赤の他人にトドメを刺されて死ぬのだ。戦だったら。

おばさん「え、自転車乗れないの?え、冗談でしょ笑 ははは笑 じゃあ無理よ笑

は?

いや、いまこのおばさん俺のこと馬鹿にしたぞ!おい!こうなったら男としてやることはひとつ。戦に決まってる。これは聖地巡礼なんかじゃない。このおばさんと俺との俺のプライドをかけた戦である。(※聖地巡礼です。)

私「いや、僕は歩きますけどね。じゃあいってまーす。」

仏頂面で早速津山駅から電車に乗って東津山駅へ。いよいよ津山旅行の始まりです。

【4/5 10:00 イナバ化粧品店

東津山駅から徒歩5分。B'zの稲葉浩志さんの実家であるイナバ化粧品店です。知らない人は驚きかもしれませんが、稲葉さんの実家は化粧品屋さんです。こんな小さな店ですが(失礼)90年代には資生堂のお店の中で売り上げ全国1位になったこともあるんだとか。B'zパワー恐るべし。



イナバ化粧品店ではなんとイナバママとお話ができます!わあ!憧れのイナバママ!顔隠れてますが泣きそうな顔してます😭。背景を見れば分かると思いますが店内は一面B'zグッズです。後ろの「B'z 30th year」と書かれた額縁は30周年記念ツアーの千秋楽(味の素スタジアム)公演終わりに京王プラザホテルでB'zのお2人から贈呈されたそうです。5年ごとに送ってくれるそうです。そんな感じで他のB'zファンの方も交えて30分ほどお話させて頂きました。いやー、B'z好きでよかった!と思えるそんな30分。

【4/5 10:40 八幡神社

イナバ化粧品店でイナバママとの別れを惜しみつつ聖地巡礼再開です。イナバ化粧品店の前には八幡神社という神社です。


桜が綺麗ですね。
さて、なぜここが聖地かというと



長い階段の途中に稲葉さんとお父様の稲葉一夫さんの名前が入った石があります。(石て!)


上まで行くと東津山を一望できます。
神社では「稲葉さんの喉の調子がよくなりますように…。」とお祈りしました。最近稲葉さんの最強の喉に不安を覚える瞬間が多いので…。稲葉さん、これからも僕たちに元気をください!

次は…といきたいのですが長くなったので次のプログで…(いや、まだ東津山しか紹介してない!幸先不安すぎ!)

つづき
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