長編小説「梅雨前の悲劇」 | 豆柴こむぎと一緒に転勤生活。

豆柴こむぎと一緒に転勤生活。

私と夫のM氏と、2012年2月にお迎えした豆柴こむぎとの暮らしのブログ。

M氏の転勤により2010年から名古屋→静岡→名古屋→千葉へとやってきました。
ひと足先にインドネシアへ赴任したM氏のところに行きたいけど、こむぎのアレルギーが発症してしまい、、

今回のブログは長めで、且つ ゆるい内容の小説風blogとなっております。
お時間の許す方のみ、気が向いたらお読みください。

(最後にも可愛いこむぎの写真があるので、それだけでもsei (笑))




<登場人物>
seiao・・・私。語り手。
A-SKM氏・・・aoの旦那さん。非常に優しい。
いぬこむぎ(こむ)・・・うちの愛犬。豆柴のメス、5ヵ月半のギリギリ子犬。





皆様、こんにちは。


もう、梅雨の季節ですね。


そんな昨晩、M家に悲劇が起こりました。






この悲劇を引き起こした張本犬は、もちろん・・・

豆柴のM.こむぎ(♀) 5ヵ月半 です。


まだ、未成犬なので、顔写真はまずかったでしょうか・・・。


 

昨晩、我が家の晩ごはんには揚げ物がありました。

ちなみに、大量のオニオンリングです。



揚げ物をする際には、換気扇を「強」にします。

ちなみに、普段は「弱」です。



換気扇の「強」にもなると、音が結構しまして、

こむぎはこの音が苦手なようです。


昨晩も、オニオンをフライパンに入れ、

換気扇を「強」に切り替えた途端、部屋を出て行きました。




少し経ってから、M氏が様子を見に行くと、

こむぎは我々の寝室の、ベッドの横の床で寝ていたそうです。

床が大好きな犬なので、そうかそうかと思いました。



ちなみに我が家のベッドは、ベッド下収納があり、高さはまぁまぁあります。

こむぎは、のぼれません。

立つと、顔が出るくらいです。





さらにしばらく後、揚げ物・食事もひと段落し、

今度はあたしが様子を見に行ってみると・・・





おや?





床で寝ていたはずのこむぎがベッドの上に。

私が、ベッドに近づくと、こむぎは私に飛びついてきました。

ベッドから降りたい時の行動です。





しかし、なぜベッドに?


自分ではのぼれないよね?


あ、さっきM氏が上げたのかな?


と思い、


「ね~、こむがベッドの上におるよ~」と声をかけると、


「え?まじ?」と、予想外の反応がかえってきました。



てことは、M氏があげたのではない?


とすると・・・・・・







目についたのは、ベッドの下の収納の引き出しです。


少しばかり、前に出ています。


なるほど、こむぎはこれを踏み台にしてのぼったのね!

いつの間にか、成長しよるな~


感心していると、M氏もやってきて、ベッドに転がってこむぎとじゃれあっています。





おや?





二度目の「おや?」です。

先ほどの「おや?」よりも大きい「おや?」です。





2人同時に気が付いたことがあります。




布団には似つかわしくない、冷やっとする感覚・・・。





もしや、と思いつつ、M氏も起き上がり、全体を見て、布団に触れました。








あぁ、やられた、やられたよ。







掛け布団の上には、大きな大きな地図が浮かび上がっています。


少しばかり、黄ばんだ地図が・・・!






なるほど、引き出しを使ってベッドにのぼったはいいが、

降りることはまだできなかったのですね。




そして、我慢しきれずに全部出しちゃったのですね。




まだ子犬だからおもらしは仕方ないと思えます。

それに、トイレに行きたいのに降りられないという

激しい葛藤の末の 苦渋の決断だったのでしょう。




そんなことでかーちゃんは怒ったりなんかしません。

トイレに行けない辛さを想像すると、こちらが胸が痛くなるほどです。




でも、でも、でも、

ワンとか、くーんとか、キャンとか言えばいいじゃないか・・・と思ってしまいました。




なぜならば、時刻は23時過ぎ・・・。


そして、天気予報を見ると、明日からずっと雨なのです。





洗える羽毛布団だし、洗濯自体はまったく苦じゃないんです。



というか、布団なんて なかなか洗わんから、綺麗にするいい機会だ!


と、そこはポジティブに捉えられるタイプなんです。






だけどね、明日からずっと雨なのよ、こむちゃん。



洗っても、こんなもの部屋じゃ乾かないわよ。



でも、フライングしてもう洗濯機に入れて回し始めちゃったわよ。







そうは言っても仕方ないので、なんなら、ドライヤーで乾かそうと思ったとき、


洗濯機から今まで聞いたことのない激しい音がして、止まりました。




がーん



我が家の洗濯機では、布団は手に負えないようです。




がーん





どうしたらいいんだ、と絶望に打ちひしがれそうになった時、


M氏「コインランドリーとか~・・・」という、私が考えもしなかった言葉を発しました。





神様、仏様、M氏様様~!!!




私の目の前がぱっと明るくなり、何でこんなことで“絶望”なんて表現をしたのかと、

大げさな自分が恥ずかしくなる思いがしました。





すぐにコインランドリーを調べ、行こうと言うと、

「今から行くの!??」と驚き、気が進まなそうなM氏。





しかし、私は 彼が断らないことを知っています。


「これだけは今から行く!一人で行ってくる!明日まで放っておくなんか無理!!」

 と言うと、


「いいよ、一緒に行くよ」 と、期待していたこたえが返ってきました。





悪い妻です。

私は、優しいM氏を利用したのでしょうか・・・


い、いやいや、今はそういうことが問題ではありません。

一刻を争う事態なのです。



M氏にだんだん申し訳ない気持ちになりつつも、

一人で深夜のコインランドリーに行くのは恐怖心もありましたので、

M氏に気を遣いながら家を出ました。




調べていた、一番近くのコインランドリー付近にやってきました。

アイパッドで詳細な地図を見ながらやってきたのですが・・・

コインランドリーがありません。


場所は、合っています。

なのに、ありません。


潰れてしまったようです。



あぁ、なんてツイてないんだ。



気を取り直し、2つ目の候補のコインランドリーに向かいました。

こういう時、下調べのありがたさを感じます。


幸い、2つ目のコインランドリーはそこにありました。

布団やら、シーツやらを洗濯機に詰め込み、30分ほど待つことになりました。


ちなみに、洗濯だけで1000円もかかりました。


あぁ、あの犬のおかげで1000円も出費が・・・


あ、いかん いかん、 あの犬のおかげで布団が洗えた・・・



同じ敷地内にコンビニがあったので、そこでアイスでも買って食べようとM氏を誘いました。


実は私、先日当たったガリガリ君の棒を こっそりカバンに忍ばせていたのです。


M氏はアイスを買い、私は初めてガリガリ君 梨味に挑戦しました。

当たりが出なかったら、おそらくソーダを買っていたと思います。



味は、まぁまぁでした。

やはり、私はソーダ味が一番だ。


ジャージ姿で、2人で車の中でアイスを食べながら、

コインランドリーの仕上がりを待つ・・・。


まるで、4畳半のアパートに2人で暮らしているカップルみたいだと思いました。






30分が経ちました。

M氏は連日の疲れのあまり、深い眠りに入っています。


私は一人で店内に入り、布団たちを乾燥機に移しました。

また、お金がかかります。

結局、乾燥でも1000円使いました。

それでも、乾いてない部分が残りました。




すべて乾かしたかったのはやまやまですが、

100円玉しか使えない乾燥機に対して、もう100円玉はありません。

1000円札を両替できる 両替機に対して、1000円札はもうありません。




実は、さきほど、500円玉を例のコンビニで両替してもらいました。

眠気と面倒くささで、また3度目のコンビニに行くのは選択肢にありませんでした。




残りは、うちで広げていたら乾くだろうと、帰ることにしました。



M氏はずっと寝ています。




ふらふらしながらうちに帰り、布団を広げて、眠りにつきました。








さて翌朝、つまり今朝です。

7時ころ目覚めると、外が実に明るいではありませんか。




いや、昨晩が雨予報だったのだからすぐに雨が降るかもしれないと思い、


急いでこむぎのお散歩に行くと、汗ばむほど良いお天気です。






改めて天気予報を見てみると、


なんとまぁ、今日は一日中晴れの予報ではありませんか。





もちろん布団を外に干しましたが、昨晩のあの労力は・・・と考えてしまいました。




あーいやいやいや、たとえお天気だったとしても、

この布団が天日干しだけで乾くわけがない!

なにより、布団が綺麗になった!

こむぎありがとう


と、2人でこむぎにお礼を言い、悲劇に幕がおりました。






最後に・・・なぜか、お礼を言われた張本犬と、布団です。
 






あー、朝から結構時間使って、疲れちったー