日時:平成23年9月19日(月・祝)
会場:東京武道館

【中学男子】
<協和中>
先鋒 齋藤匠(3年)
次鋒 浅野大輔(3年)
中堅 小宮太一(1年)
副将 石岩寛鷹(3年)
大将 橡本貴明(3年)
《1回戦》
協和 1-3 天明(熊本)
匠 ▲有 効○ 杉本
大輔 ○背負投▲ 西田
太一 ▲背負投○ 渡邊
寛鷹 ▲技 有○ 長井
貴明 ×引 分× 河津
〔先鋒〕
相手は55㎏級の全中3位で九州チャンプ。相四つでぐいぐい相手の釣り手を絞ってくる匠の苦手な相手でした。組み手を制され殆ど技が出せず、逆に相手が背負投、袖釣込腰を連発してくる展開。匠に「指導2」まで与えられ、終盤に巴投で「有効」を奪われ敗れました。
ここで勝負したいところでしたが、相手が強く匠の持ち味を発揮できませんでした。
〔次鋒〕
相手は全中60㎏級の熊本代表選手。しかし同階級には負けられません。序盤から攻めて開始40秒ぐらいで相手に「指導1」。そして片襟の背負投で見事に一本勝ち。
調子も良さそうだっただけに次の2回戦で成田君とやらせたかったのですが残念でした。
〔中堅〕
相手は66㎏級全中ベスト8の選手でした。同階級でしたが、1年生の太一には荷が重過ぎました。相手の背負投を一度食い止めますが、そこからしぶとく回され一本負け。1年生でこうした大会に出場した経験を来年、再来年と今度は自分が活躍出来るように、今後に生かしてほしいと思います。
〔副将〕
相手は全中81㎏級3位の選手。実力的に相手が一枚も二枚も上。それでも寛鷹は序盤から自分の持ち味を発揮して互角の展開。しかし中盤になるにつれ、徐々に相手ペースになってしまい、危ない場面もありますが何とか持ちこたえます。
残り30秒を切ったところで、背負投を掛けようとしたところを内股で合わされます。何とか潰し相手の手も離れますが、足が引っ掛かったまま寛鷹が前転するように回ってしまい「技有」。相手の技から動きが止まらなかったので技の効果となってしまいました。
しぶとく戦っていただけに悔しい敗戦となりました。が、寛鷹も強豪相手に力を出し切れた試合が出来たと思います。
〔大将〕
既に勝負はついてしまっていますが、ここは一点取りたいところでした。開始早々から攻めますが、既に勝負がついてるから




〔全体〕
団体こそ全中に出ていませんが、個人に4階級出場。更に3位が2人、ベスト8が1人と協和より何枚も実力が上の強豪チームが相手でした。ただ、敗れはしましたが3年生は自分たちの力を出し切ることが出来たと思います。最後の大会を全国大会で終われたことは、みんなが頑張ってきた結果だと思います。お疲れ様でした。
また、今回は試合に出場していない中学生も応援として全員参加をさせました。帰りに斉藤先生から話があったように、今回全員で参加した意味を良く理解してください。早くも今週の木・金と新人戦が始まります。新チームとして目指すは“全員柔道”


3年生へ
中学で柔道をやってきて、それぞれが思い思いの経験をしました。この経験は必ずこれからの人生にプラスになることと思います。
私としても3年生からは指導者として、柔道だけでなく色々なことを学ばせて頂きました。
また、今日の大会や全中に外部コーチとして参加できたことは、今後の指導に繋がる貴重な経験となりました。ありがとう。
あなたたちはまだまだ人生のスタートを切ったばかりです。これからは自分の意思が人生の道を築き上げていきます。どんなに険しい道だろうと途中で立ち止まらないようにお互い頑張りましょう。