前編 からの続きです。
(別に前編読んでなくても構わないっす)


んで、アンコール。
まずR&Rで上がって、白日でおぉーってなって、
COREでかっけー!ってなって、

まさかまさかのhere!!


イントロ聴いた時にえっ?ってなって
hereだ!と頭がちゃんと認識してからは涙涙で。

超えるのときも涙は止まらず。
てか、余計にまた泣いた。

もう終わってからもしばらくは友達と無言で
とりあえず笑っとけ状態w
何か感想を口にしたらまた泣いてしまうからw


てか、どんだけ泣くんだよ!
どんだけ好きなんだよ!バカじゃねーの?
とお思いになるかも知れません。


でもこれには理由があって。


実は、先月実家の祖父が亡くなりました。
それがバインの初日公演の次の日で。
突然その日に具合が悪くなり、その日のうちに死を迎えました。

身内のお通夜とかお葬式とかって
実際泣いたり思い出に浸る暇なぞなく、バタバタとしてるうちに終わって
葬式の次の日があの大地震。
(ちなみに私の住んでる地域は震度5強でした)
そっからはもう日本全体が大変な事になって、
仕事も年度末だから何だかんだと忙しくて、
(ほぼ毎週休出してたし)
その、祖父に対しての思いを整理する時間がないうちに今日まで来て。

私は今でこそ家を出て、1人で生活してますが、
それまでは産まれてから20年以上ずっと実家で祖父と一緒に生活してました。
いろんな思い出が一杯ある筈なのに。


hereにはこんな歌詞があります。

「君や家族を 傍にいる彼達を
 あの夏を そういう街を 愛せることに今更気付いて」


やっと思い出すことができた。

多分すごい心配ばっかりかけて居たかも知れないけど、
それでもちゃんと愛してもらった事は伝わってるから。

だから、私もちゃんと
ありがとうって伝えます。
今まで可愛がってくれて愛してくれて、ありがとうって。


そして昨日は祖父が亡くなって、丁度四十九日でした。
(ちなみに法要は都合で先週済ませてあります)

祖父がきっとお別れがてらに仕組んだのかなー、なんて
ちょっと思ったりもして。
(ちょっとキモいw?)


そして、
ここでこうやって書くことができてようやくスッキリしました。


始まりがあれば終わりがある。

でも、
終わることで何かが新しく始まっていく。

きっとこれは始まりの合図なんです。
私は前へ進んでいくしかなくて。
それこそ、
「石ころのように」、「風に吹かれて」。

行き先は未定です。

でもきっとどうにかなるさ。
たとえ、そこがどんなストレンジランドでも。