アーユルヴェーダの睡眠とは
アーユルヴェーダでは、健康に暮らすための大切な
3つの柱となるひとつとされています。
今日は、そのことについてふれたいと思います。
一日の1/3の時間は、心地よい睡眠の時間をとり
その恩恵によって、毎日活動的に過ごす事が出来ています。
カウンセリングをしていると、睡眠障害の問題を抱えておられる方が多くいらっしゃります。
現代社会は、24時間では足りないぐらいに
毎日やらなければいけないことに追われ
睡眠時間について意識して確保しないと、自分自身の睡眠時間がどんどんと削られていってしまいます。
かつての私もそうだったのですが、やりたい事があるから睡眠を削るという考え方は、危険となり、若い時は体力と気力に満ち溢れているので、多少の無理が効くものの、基本的には年齢を重ねるごとに、規則正しい生活が必須となり、その中でも睡眠を大切に考えて頂けると嬉しく思います。
正しい睡眠とは
一日の睡眠が7〜8時間、中断せずに深く眠れているなら健康的な眠りといえます。
行動が過多となり、睡眠が足りていないと、心と身体が疲労し、休んでばかりだと活動を楽しめないので、どちらかに偏るのではなく、活動することと、休息をとることのバランスを保つ必要があります。
正しい睡眠がとれている時の兆候
・目覚めがスッキリ
・朝起きるまで目が覚めない
・朝起きたら排泄がある
・食後に眠くならない
・寝つきがよい
睡眠の質
睡眠は、睡眠時間も大切ですが睡眠の質も大切です。
睡眠の質をあげるために行なっていただきたい事を紹介します。
・寝るすんぜんまで、携帯電話やPCを触ったりTVをみるのはNG
・イアホンで常に大きな音の刺激を与えないようにする
・22時頃には就寝出来るような生活プランをつくる
・眠るときは、部屋の灯りを消すようにする
・激しい疲労を与えないようにする
休みの日に寝溜めをすればいい、長く眠れば良いというものではなく、眠りの質が大切。
朝目覚めたときにスッキリしていて、日中活動的に動けて夜はぐっすりと眠れていることが最善の睡眠です。
最善の睡眠の時間を充実させ
人生をより豊かに楽しいものにしていただけますように。