今回はあえてスリランカ人の悪いところを…。
あくまでも日本人の価値観と比較した場合の話です。
とある、旅行情報アプリでこんな書き込みを見つけてしまった。
シッダレパアーユルヴェーダヘルスリゾートという、有名な観光用アーユルヴェーダ施設に対する口コミだ。
口コミにはいろいろと主観も入るので、読み手の判断に頼るところが大きいのだが、この方は少なくとも、
・トリートメントをやり忘れていた
・部屋の備品補充回数不足
・時間配分の不具合（契約内容と違う）
・突然のキャンセル（契約不履行）
など、ホテル側の不手際であるという客観的な事実をあげている。簡単に言うと、時間にルーズで約束を守らない。
旅行に来たこの方は不運にも典型的なこのパターンに当たってしまったわけだが、こちらに住んでいる私から見ても、ここがスリランカ人の一番悪いところだと思う。
そして、さらに悪いのが…
この投稿者に対するホテル側からのコメントだ。
このマネージャーからのコメントを読んで、お気づきの方がいらっしゃると思うが、全く謝っていない。謝るどころか、改善したことを自慢げにアピールしている。
ここがスリランカ人に対して（価値観の違いなのか）日本人が一番腹を立ててしまうポイントである。
国際社会で日本人は謝りすぎ（すみません…すみません…など）とはよく言われるが、世界各国、一流ホテルなどのサービス業は別。
こんなコメントをもらって投稿者さんがどう思われたかは分からないが、この場合、サービスが契約不履行だったということは明らかなのだから、謝罪（→示談）となるか、返金となるかがスジなのだが、謝りもせず、私たちはもう改善しました！では話しにならない。
あえてこれを題材に、スリランカ人に腹が立つ（日本人との価値観が大きく違う）ポイントをまとめてみよう。
・時間にルーズ
・約束を守らない
・謝らない
・ヤバイと思ったら無駄に自慢をする
もちろん、スリランカの中でも上流階級、海外（在住）経験のあるスリランカ人は、これらのポイントがスリランカ人の弱点である、と分かっているようで、付き合っていてもこんな不快さはない。しかし旅行者が直面するスリランカ人はほとんどが上記の4点セットだと思って間違いない。
【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、このブログではガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区（アンパラ）にご興味のある方は、お気軽にご相談ください！
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【筆者について】
筆者は現代の生活の中に活きるアーユルヴェーダを求めて2014年からスリランカを訪問、2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital（国立アンパーラ病院）にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。