サイの巨石遺跡 | スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカの文化三角地帯にも劣らない史跡都市アンパーラ…内戦の影響で発掘や情報が遅れていて、ガイドブックにさえ載っていないセイロン島の東海岸含む東部州…古代史研究家の方、もっと奥深いスリランカを知りたい方、ぜひアンパーラへお越しください!

アンパーラタウンから北へ25キロほど行ったところにラジャガラという史跡がある。

今日はバスでラジャガラへ向かったのだが、出遅れて到着が3時になってしまった。
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↑幹線道路からジャングルロードを歩くこと20分ほどで…

ふもとまでたどり着いたところ、3時30分以降の入山禁止…との看板があり、断念。
おそらく夕方以降は野生動物が出没するなど危険がいっぱいなのだと思われる。
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↑あとちょっとだったのに…

やむを得ず手前の岩山に登ってみたが、ここがまたすごい!

岩山というより正確に言うと、巨大岩!
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↑いきなり不思議に立っている岩がお出迎え…

岩がゴロゴロしている岩山ではない、小高い丘のようなスケールの巨大岩なのだ。
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↑所々岩から草木が生えているが、巨大な一枚岩

登っていくと…
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↑見晴らしもいい

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↑岩の上に岩がゴロゴロ

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↑あっちにもこっちにも

その中に…
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↑サイがいる!


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↑こんなにでかいんです!私178センチ…

しかも…
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↑なんで落ちないのか不思議ですw

ラジャガラにいたキングの要塞の外壁なのか…

現代人には想像もつかない石工技術が、古代に存在したのは確かだ。

ビラミッドしかり、古墳しかり…日本にも城の石垣があるが、地震などで崩れたともあまり聞かない、、、

巨大岩を見ていると、あるいは登ると、石工技術と灌漑技術の接点を感じる。

アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、ガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。

【筆者について】
筆者は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。