キリバット!
キリはミルク、バットは米を指すシンハラ語。
このミルクライスは誕生日、お正月などお祝いの時に朝から炊くようで、誰かが誕生日だったり、今日のようにお正月にお裾分けがまわってくる。
米はすでにひとかたまりになっており、菱形に切るというのが、雛祭りの菱餅を思い出させる。
たまに、さらに二等分にスライスして間にジャム?っぽいものを挟んで食べるのだが、これなどまさに菱餅そのものだ。
ココナツミルク風味で、食べ慣れるととても美味しい。
米がひとかたまりになっているのは、吉○家の牛丼弁当の御飯の固まり方に似ている。実際スリランカ人の友人を日本に連れて行き、吉野○の牛丼弁当を食べさせたところ、キリバットみたいだと言っていた(笑)
お祝い事以外、あまり見かけないので、観光客の目にはあまり触れない食べ物だ。
【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、ガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。
【筆者について】
筆者は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。