スリランカにいくつかある国立自然公園の一つです。
セイロン島東部では先史時代から時のキングによって、数多くのタンク(治水のための湖)造られていたそうで、すごい技術を垣間見ることができる。
未だにどうやって作られているのか解明されていない。そう、治水工事によって京都の街をつくった秦氏(太秦在住w)やスサノオ神話を彷彿させる…。
さて、ここインギニヤガラ・タンクは20世紀に入ってからカナダ人によって造られたダムで、スリランカの近代では、初のタンクだそうです。
発電所も作られており、東部地区の第一タンクとして活躍している。
端から端まで25キロという巨大な湖に周辺をジャングルが囲んでいて、ガルオヤ・ナショナルパークになっている。
ガルオヤ自然公園は政府機関で、ボートで湖を周回するか、ジープで湖畔を周回することができる。
観光としだとどちらも4000ルピー(3500円)くらい取られてしまうが、象も数頭見られるだろうし、野鳥、バッファローなど様々な自然に触れられることを考えれば安いかもしれない。
ちなみに数多くのスリランカ国内自然公園の中でも、ボートで周回できるのはここだけだそうだ。
壮大なダムとジャングルが満喫できる、絶好の自然観光スポットです!
【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、ガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。
【筆者について】
筆者は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。