セイロン島の古代史研究 | スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカの文化三角地帯にも劣らない史跡都市アンパーラ…内戦の影響で発掘や情報が遅れていて、ガイドブックにさえ載っていないセイロン島の東海岸含む東部州…古代史研究家の方、もっと奥深いスリランカを知りたい方、ぜひアンパーラへお越しください!

アンパーラという地名を聞いたことがありますか?

スリランカ極東の街、コロンボから約350キロの平和な小都市です。
スリランカを旅行された経験のある方でも、おそらくここには来られていないでしょう。

2009年まで続いたスリランカの内戦の影響で、スリランカ人でさえ、まだこの地を訪れた人は少ないのです。

ここで…

「キャンディ、ポロンナルワ、アヌダーラプラなどが史跡の観光では有名だが、内戦中でも調査することが容易だったというだけ。スリランカ(セイロン島)の本当の古代遺産はこのアンパーラを中心とした東部州にあるっ!」

と力強く提議するのは、元スリランカ教育省アンパーラ教育事務所ディレクターであるウパリ氏。
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↑ウパリ氏

彼らの研究によると、古代セイロン島にインドとの最短であるジャフナから侵攻した民族と、海を渡って東海岸から侵攻した民族がいるという。

したがって、まだ知られていない東部州の史跡を調べていけば、スリランカの古代史は大きく変わるそうだ。
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↑インド大陸からジャフナを接点にスリランカが存在している。

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↑アンパラはセイロン島の東海岸に位置している小都市です。

私は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラに在住し脳神経理学専門医として病院に勤務している傍ら、彼らとセイロン島東部州の古代史を漁っている。

このウパリ氏の提議になにかしら日本の古代史をかぶせてしまった…熊野古道…邪馬台国…秦氏…大和朝廷…。

したがってここに、スリランカ東部州アンパーラでの史跡研究を紹介しつつ、日本ではまだ知られていない東部州へ観光に来る方への直接、間接的な手助けになればと思い。ブログを立ち上げました。

スリランカ観光で困ったことのご相談、ご質問等、このブログを通してなんでもメッセージください。
そして気が向いたら、古代セイロンが眠る史跡の街アンパーラへ是非お越しください!



【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、ガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。

【筆者について】
筆者は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。