福島第1原発事故 ポンプ車アームに測定器をつけ4号機の燃料プールの状況を調査
福島第1原発では、コンクリートポンプ車のアームに測定器をつけ、4号機の燃料プールの状況を調べる作業が、23日も行われている。
東京電力福島事務所は、午前9時ごろ、「本日、温度計をつけて水位を計測しながら放水を行うといったことで、計画をしております」と話した。
4号機の燃料プールの水からは、高い濃度の放射性物質が検出されていて、燃料棒の一部が損傷しているおそれもある。
そのため、東京電力は22日に続き、23日も昼すぎから、放水を行うコンクリートポンプ車のアーム部分に線量計や温度計などをつけて、4号機の燃料プールの調査を行っている。
また、プールの水位は燃料棒より2メートル上だが、原子力安全・保安院は「もう少し水位を上げる必要がある」としている。
一方、東京電力は、放射性物質に汚染された水が地下から海などへ漏れ出すのを防ぐため、地中まで防護壁を埋め込む対策を検討していることを明らかにした。
(04/23 18:33 フジネットワークニュース)
アメリカは９．１１のテロ以来、使用済燃料プールを厳重に守るように変更しました。
しかし、日本はコンクリートの壁に守られているだけで、無防備と言っていい。
もし、ある国が海上からミサイルを撃ち込めば、いとも簡単に日本を廃墟にできてしまう。
平和ボケもここまでくれば、おめでたいですね＾＾；・・・。
近隣のテロ指定国家は、今回の福島第一原発の事故で、日本のウイークポイントを知ることとなったはずで、有事の際は狙われて当然でしょう。
いくら原子炉が分厚いジュラルミンでジェット機が落ちても大丈夫でも、使用済み燃料プールは、ボーリングの玉一つで、簡単に使用済み燃料を破壊できるとしたら？
日本は、安全な国だろうか？
ミサイル防衛網の前に、日本全国にある原子力発電所の使用済燃料プールをどうガードするか、早急に対策を考えてもらいたいものです。
そしていま、福島第一原発では１号機、３号機、４号機の建屋が水素爆発で粉々になっています。
もちろん、使用済燃料プールもダメージを受けていることでしょう。
３号機爆発の映像から見ても、素人でも判断できてしまいます。
使用済燃料までもが、破損していなければよいのですが・・・。
冷却ができないまま、今も放射能は漏れ続けています。