福島第1原発事故の後、被曝線量限度等の基準値が、引き上げられました。
汚染が現実のものとなり、被曝も現実となっています。
福島第1原発周辺では、既に被曝住民の皆様が被曝しています。
当初、日本政府の発表では、レベル4でしたが、専門家のは3月の早い時点でレベル7だと見ていました。
国際原子力事象評価尺度は数万テラベクレル以上放出=レベル7と定義
▼チェルノブイリ=レベル7、180万テラベクレル。
▼福島第一原発事故はすでにヨウ素131を3万~11万テラベクレル放出している。
この時点で、近隣の人々が被曝していることになります。
東京の水道水は、3月17日に基準の約20倍。WHO基準の約200倍でした。
●世界の基準値
WHO基準 1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)
●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L)
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
日本には放射能に関する飲料水基準は無く世界保健機関(WHO)基準相当を守っていました。
飲料水中の放射性核種のガイダンスレベル(WHO) です。
しかもセシウム-134とセシウム-137の合計値が370Bq/kg。
基準値を超える物は輸入させないというものでした。
食品中の放射能濃度の暫定限度は、日本の国民一人一日当たりの輸入食品の摂取量を考慮した上で、放射線防護の国際専門機関である国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告「公衆の被ばく線量限度は1年間に1ミリシーベルト」も十分に下回る量として設定されています。
被曝線量限度は、1年間に1ミリシーベルトで、1億人中5千人がガンになるとされている。
福島第1原発の事故後、日本政府は被曝線量限度を1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げました。
1年間に20ミリシーベルトだと、1億人中10万人がガンになる計算になります。
放射性セシウムは人体に入るとカルシウムと認識し、骨に蓄積され白血病や骨のガンを引き起こす。(セシウムの半減期30年)
放射性ヨウ素は、甲状腺に蓄積され甲状腺ガンを引き起こす。(ヨウ素の半減期8日)
●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131 300ベクレル(Bq/L)
飲料水 300 Bq/kg
牛乳・乳製品 300 Bq/kg
野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
飲料水 200 Bq/kg
牛乳・乳製品 200 Bq/kg
野菜類 500 Bq/kg
穀類 500 Bq/kg
肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
※100 Bq/kg を超えるものは、乳児用調製粉乳及び直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。
厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知
平成23年3月17日付「食安発0317第3号」によって放射能汚染された食品の取り扱いについて下記のとおり飲食物摂取制限に関する指標が明示されました。
緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
参考サイトは下記です。
都内環境放射線測定結果
http://113.35.73.180/monitoring/index.html
全国の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/
全国の水道水の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/water/
全国の雨の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/ame/
▼震災後に変更・策定された値
作業員の被曝量
出典MSN産経ニュース
放射線の被曝線量限度限度量
変更前:100ミリシーベルト ⇒ 変更後:250ミリシーベルト
水道水に含まれる放射性物質の暫定基準値 (3/17)
出典WHO 飲料水ガイドライン
今まで基準値が定められていなかった為、暫定値として策定された原子力安全委員会が定めた飲料水に関する指標値
・ 放射性ヨウ素 300ベクレル
・ 放射性セシウム 200ベクレル
食品に含まれる放射性物質の基準値 (3/17)
出典日本経済新聞
今まで基準値が定められていなかった為、暫定値として策定された食品衛生法に基づく暫定的な指標値
・放射性ヨウ素(牛乳・乳製品) 300ベクレル
・放射性セシウム(野菜類や穀類、肉、卵、魚) 500ベクレル
住民の年間被ばく限度 (4/6)
出典The Wall Street Journal, Japan Online Edition
年間被爆量を1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討中
出典読売新聞 (4/10)
「児童生徒の年間被曝許容量を20ミリシーベルト(20,000マイクロシーベルト)とした上で、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を近く福島県に示す方針を固めた」(著者により要約)
広島・長崎の原爆による影響を50年以上にわたって調査した結果、放射線の人への影響が次第に明らかになってきました。短時間に大量の放射線を被ばくした場合には、次のような症状が現れることがわかりました。
がん以外の症状
放射線の量 |
影 響 |
3000~5000
|
60日以内に半数の人が死亡 |
500以上 |
嘔吐、脱毛、白血球減少等の症状 |
150以上 |
精巣の一時的不妊 |
がんの発生
200ミリシーベルト以上の大量の放射線を短時間に被ばくした人には、がんが発生する可能性があることがわかりました。その発生割合は、被ばくした放射線の量とともに増加しています。
一方、200ミリシーベルト未満の少量の放射線で、がんが発生するか否かについては明らかになっていません。
放射能漏れの事故が起きたから引き上げる、国民の安全を無視した行為で、1年間に20ミリシーベルトだと、1億人中10万人がガンになるけどよしとしまようと言っているのです。
そして、その立証は難しく賠償の対象から外されることでしょう。
線量計の記録があり、後に汚染が立証されれば別ですが・・・。
もはや、国民を見殺しにする政府になり下がったとしか他に感想が思い浮かびません。
武田邦彦先生は、被曝線量限度引き上げる行為は、「国民の命を粗末にする、文化レベルの低い後進国がする行為」だと言っておられました。
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