こんにちは。
今日は、中国の古典『大学』からです。
『大学』
自らの徳性を高めることから
天子よりもって庶人に至るまで、壱是(いっし)にみな身を修むるをもって本となす。
その本乱れて末(すえ)治まる者はあらず。その厚くするところの者薄くして、その薄くするところの者厚きは、いまだこれあらざるなり。
〈現代語訳〉
上は天子から下は一介の庶民に至るまで、すべての人々自らの徳性を高めること、これが基本である。
この基本がなおざりにされていながら天下国家がうまく治まったという例は、かつてなかった。
また、家をととのえることを軽んじていながら、それで天下国家がうまく治まったという例も、かつてなかったのである。
身を修むるをもって本となすは、『大学』八条目の格物(かくぶつ)、致知(ちち)、誠意(せいい)、正心(せいしん)、修身(しゅうしん)が本だと言っています。
修身を以って本と為す
「修身」とは自らの徳性を高めることである。信頼されるリーダーを目指すためには、これが基本となります。
戦前教育には「修身」の科目がありました。戦後米国GHQの占領政策で廃止されたのが「修身」です。
そこには、「日本人を骨抜きにしよう」とする意図が、かつて存在しました。
二度とアメリカに立ち向かわないようにするためのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムでした。
残念なことに、徳性を高める「修身」が、義務教育から消えて65年が経過しました。
まさに、今日本は天下国家がうまく治まっていません。
今や「修身教育」を受けていない世代に日本がなってしまったから、うまく治まっていないとしか思えない。
天子であるはずの政治家は、私利私欲に走り、自らが金儲けするための政治屋になり下がっています。
戦前教育を受けた政治家の方々は、私財を投げ出しても国家天下のために尽力したのです。
「修身」という教科を失った日本は、中国古典の大学に書かれた通りになってきています。
また、中国古典にはこうも書かれています。「民が道徳心を失った時、国は滅ぶ。」かつて、ローマ帝国の崩壊は、役人の腐敗から始まったのです。
今からの日本の義務教育に必要なのは、「修身」だと思います。森信三先生の「修身教授録」は、最高に素晴らしい。
日本の全ての学校の先生に読んでいただきたいです。
「修身」の授業と教科書も、これからの日本の教育には必要だと思います。
「国家百年の計は教育にあり」と言われます。
中国古典では、管子の一節に、「一年の計は穀を樹(う)うるに如くはなし 十年の計は木を樹うるに如くはなし 終身の計は人を樹うるに如くはなし」
中国では、略して、「十年樹木、百年樹人」という成句にもなっています。
この句が、もとになっています。
知識と技術を教える、今の義務教育(時務学)と徳性を高める道徳教育「修身」の人間学は、二つでひとつのはずです。
時務学と人間学を修得できて始めて、本当の意味の成人だと、私は思います。
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