ラピダスの"S専務"に触発され、今までの仕事に近い「モノ作り」テーマ探索中です…

 

取り合えず、古本を仕舞いこんでいたダンボール箱を何個か開けて見ました。

すると…最初に就職した某電機メーカー時代の関連本が何冊か出てきました。

最初に担当した分野は「NIP(Non Impact Printer)」でした。

それまでのプリンタと言えば、インクリボンをピンで叩いて印刷する”ジジジジ…”と音がウルサいプリンタで、NIPと呼ばれる熱転写やインクジェット、レーザー等の”叩かない”プリンタで、当時は新しい商品分野でした。

■雑誌イロイロ

昔はとにかく情報が少なかったので、毎月の様に神田の書店に通って洋書を含めた専門分野の雑誌を漁ってましたね~

■プリンタ言語”PostScript”本

初期のプリンタでは、パソコンが画像をプリンタ言語(ESC/PとかPCLなど)に変換して送信して、プリンタ側でその言語を翻訳して画像を作成してましたが、その頃の注目はPostScriptと言う最新のページ記述言語でした。

※現在ではパソコンの処理能力が高いので、パソコン側で画像をラスタライズしたデータを送信する方式が多いらしく、プリンタは受信したデータを印刷するのみの方針が多いらしく、プリンタ側に高度な制御装置が不要なため安価になったかと…

■専門書

 

この本は、技術セミナー等を開催している会社が”その筋”の会社をターゲットに出版した限定本です。

このため、一般的な書店の店頭に並ぶ事はなく、部数も少ないのでとんでもなく”高価(=9.88万円)”な本でした

この頃は電子機器業界はどんどん伸びている真っ最中で競争も激しく、若手の技術屋さんでも週1~2は徹夜の耐久試験要因として駆り出され、土日も休みなく出勤している様な時代でした。

このため、残業も平均で80~140H/月くらい(多い時は200H/月近く)で、基本給より残業代の方が多かったです。

※今の感覚からすると全員過労死する超ブラック企業となりますが、これはフツーでしたね。。。

結果的に休みが無く、お金を使う機会もなかったので…思い切って購入した本でした。

 

■そんな頃(約40年前)に自作したA4対応のプロッタの残骸が今でも残っています。

・I/F基板はモータードライブ回路をi8051で制御する方式で、HPGLコマンドのサブセット版でしたが…ROM容量不足で連続直線コマンドのみで終わってしまいました。

 

この頃の仕事ではロジック回路設計や、当時最先端の”ゲートアレイ”と呼ばれるLSI設計から始まり、画像コントローラのインタプリタ開発なんかも担当しましたね~

かなりキツかったですが、不思議と楽しい「技術屋」さん稼業の幕開けでした~