民刑面白事件
「もめごと」→一刀両断 11
さて、予告どおりワルの手口-3→「ホームレスの受難」です。
<傾向のおさらい>
架空請求詐欺・不当請求詐欺・おれおれ詐欺・ネットオークション詐欺・
サイドビジネス詐欺・不当商法(マルチ商法・金や穀物の先物取引に関係)
フイッシング・トレッキング詐欺・社会保険事務所や国民年金基金の職員
等を装い、「個人情報を収集と掛け金請求詐欺」挙げれば切がありません。
特定商品取引法等の改正により、十一月から事業者規制と消費者救済の
ルールが強化されました。詳しくは、順次配信します。
さて本題、「ホームレス」にも困った事態であるが、この人達が知らな
いうちに「戸籍の改ざん」に遭い、様々な事件に巻き込まれている。手口
は皆さんにも警戒を要する可能性は大です。
<その1>
「仕事お世話します」公園で野宿する青年Aは、すぐ飛び付いた。申込
用紙を渡され、「本籍地」「生年月日」「氏名」等記入し手渡した。数日
後、「不採用」と知らされ、そのうち彼の顔も見なくなった。数ヶ月後、
福祉事務所の職員から、「貴方の名字と戸籍上の名字が違う」と指摘され
た。調べてもらうと、面識のない数人と養子縁組が繰り返され、外国人と
結婚した事になっていた。ワルが利用したのは、養子縁組にて改姓した新
しい「姓名」にて、消費者金融から融資を受けたことに。
同様な手口で、三十五歳の男性は「自分名義で住宅ローン」を設定され、
その物件も既に売却され、「銀行ローン」だけが残った。
このように、「勝手に養子」「勝手に結婚」「勝手に借金」等、背後に
は「黒い組織」が暗躍している。こんなワルに対抗する術はない。返せば
「個人情報」さえ知られなければ、防げる事になる。貴方の「インターネ
ット関連情報」は大丈夫ですか・・・?
以上のように、悪質商法の被害は、留まるところを知らない程、貴方の
傍に潜んでいる現実を「真剣に考えなければならない時代」なのでしょう。
消費生活センターの利用も考えて下さい。尚、「特定商取引法」が十一
月十一日に「改正法施行」されました。(官報販売所に有)
・・・・・次回は、ワルの手口ー4です。
困ったらお尋ね下さい。
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