民刑面白事件 | 「現代社会を考える」と「山歩き」

民刑面白事件


「もめごと」→一刀両断 10<ワルの手口ー2>

・・・・・前回に学ぶこと・・・・・

 font color="#008000">民法95条の解釈は如何でしたか・? 例題二つ共、骨董商人の

言い分に軍配、「契約を無効にしなければならない程の重要な錯

誤」
の有り無しにて判断され、結果骨董商人の言い分が「正しい」

と判決されました。</font>

 
 さて、今回は「ワルの手口ー2」です。
  

・・・・・身の危険はすぐそこに!!・・・・・

 最近、凶悪犯罪のニュースを目にしない日はなく、いつ自分や

家族が被害者になるかわからない。安全な暮らしを実現するため

に最も必要なのは、街全体での「人と人との関わりを大切に」

一番という人が、やっと増えてきました。「街中に防犯ビデオ」

をとか「犯罪者を死刑に」など重罰を望む人が多いのも理解出来

ますが、刑罰や罰則の強化では凶悪犯は防げない。「家庭の有り

様」を今一度考え直すと同時に、「学校の先生の権限」「父権」

を看直す事が急がれる。そして権限の背景には、重い責任がある

事を亡失しない「人間」に帰ることに尽きます。


 本題に入るとしよう。今年になって「おれおれ詐欺」の被害だ

けで、なんと129億円を超えたそうだ。犯罪をなくす特効薬が

ない今日、「ワルの手口」を知る機会は数多く、(新聞・テレビ

等)個人の「危機管理」を人事と考えず日々の生活に活かせる事

にある。

 警察庁は、今後の「インターネット犯罪」の激増に「人員の養

成」の遅れを認めているが、「対策と予算」の間にて苦しんでい

る。よほど「見えぬ光に潜む犯罪」に心しなければならない。

 ところで「二八商法」をご存知だろうか・? 「証券取引を装

い客から現金を騙し取る」これなど商法ではないが、ワルには「

緻密な計算」があり、特に「高齢者の先行き不安」を煽り、ファ

ンドの買い付け資金の2割を出せば、残り8割を低利融資する
とい

う話を持ち掛ける。「世の中こんな美味い話など」と思いつつ、

つい話しに引き込まれてしまう。
その昔、先達より教わった「浜の

真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」
のとおり、日本の美

しかった海岸は抉られ、殺伐としている現実をしっかり見つめ直す

良い機会であろう。

 さらに、政府の無策による「ゼロ金利」に甘えていては、企業も

後が大変であろう。なんでも大きければ良いのではない。「ダイエ

ー」「西部鉄道」にしても然り「日本を変えることよりも、元に戻

す」必要がある。
 

 そして、「ゼロ金利」が高齢者にどれほど影響を与えているか・

・・・・?


 高給の政治家には、しっかりと「日本丸」の「舵」を執って欲し

いものである。



次回は、ワルの手口→「ホームレスの受難」について考えましょう。

困ったらお尋ね下さい。

・・・・http://members.goo.ne.jp/home/srd52834

http://www.nponet.jp/webdesk/orgshow.php?id=18