介護・コンビニ業界における外国人雇用制度と経営多角化 | コンサルタント KEN EYE’S

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介護業界とコンビニ業界において、倒産件数が急増しているとのことです。

 

 

その一方で、各業界の経営多角化の動きも見られます。

 

 

詳細は、それぞれの記事をご覧下さい。

 

 


AREAdot=コンビニ倒産急増 人手不足で24時間営業見直し シェア自転車、ジム、コインランドリーなど多角化


 

 

ITmedia=介護事業者の倒産件数、過去最多 理由は?


http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1801/11/news095.html


 


 


ITmedia=買い物難民のニーズに対応: 介護施設が物販サービスを始めている 狙いは? 


http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1712/12/news112.html


 



サービスイメージ(出典:フローウィング公式Webサイト)

 

 

倒産原因として

 

1.出店増加による競争の激化

2.人手不足による人件費の増加

 

が挙げられています。

 

これは以前から言われていたことで、ブログでも以前に指摘してたことが実態として表れてきたなという印象を受けています。

 

そして、この業界に共通するもう1つの懸念要因として、

 

外国人留学生、外国人技能実習制度
による雇用の受け入れ

 

が挙げられると考えます。

 

 

このブログでも再三取り上げていますが、介護業界では昨年11月から人手不足解消のため、外国人技能実習制度の受け入れが解禁となりました。

 

 

そしてコンビ業界では、外国人留学生の雇用などがすでに行われており、さらに外国人技能実習制度の受け入れを申請している状況となっています。

 

 

外国人の雇用制度に関しては、本来の制度目的とはかけ離れ、人手を確保するために安い賃金で働かせるのが実態となっている制度となりつつあります。

 

 

また、留学生制度、技能実習制度について、来日する外国人自体にも当初から借金を抱えて来日してる人や制度を利用して最初から日本にそのまま滞在する目的で来ている人もいるはずです。

 

 

この制度を利用して人手を確保しようとするのであれば、目先のことだけにとらわれず、しっかり働いて貰えるための受け入れ側の体制と職場環境の整備をしてから受け入れるべきと考えます。

 

 

安易に導入してしまうと、色々な面で負担増となり、かえって経営を圧迫していくだけになることを認識しておいて欲しいと願います。

 

 

また経営の多角化については、需要と供給、人口構成等、立地しようとする場所の状況をしっかり調査し、他業界の需要と合わせてマッチングさせていくなど、十分な検討が必要になります。

 

 

複数での収入源を得ることも経営戦略上必要なことではありますが、お客になる人の求めるものと自分のところで出来ることをしっかり見極めてをよく考え、軸となる部分については計画をしっかり立てることが必要です。

 

 

これから何が求められていくのか、視野を広げて見ていかなければなりません。その分チャンスもいっぱい転がっていることを信じて・・・

 

 


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