昨日は東日本大震災からちょうど1年。
震災の日、幸いにも私は車で出勤していたため、
容易に帰路につくことができましたが
子どもたちは学校行事の観劇会で都内の劇場に缶詰めに。
当時、役員をしていた私は明け方まで学校と連絡を取りながら
保護者への連絡などに追われていました。
明朝6時、バスに乗って無事帰宅しましたが、
子どもたちも先生方も疲れ切った様子。
先生方は子どもたちを無事親元へ帰すまでは
生きた心地がしなかったとおっしゃっていました。
主人は新宿からたくさんの人たちと同じように何時間もかけて
歩いて帰宅しました。
東京でもそれなりに揺れはひどく、その後、私たちの生活が一変しました。
携帯がつながらない、交通機関がストップ。
お店から品物が無くなる。ガソリンを入れるのに何時間も並ぶ。
計画停電。
毎日テレビから目が離せず、映像を見ては心が痛み、
涙があふれてきました。
不安・不安・不安・・・。
1年って本当に早いものです。
被災地では一歩一歩復興に向けてみんなが頑張っているでしょう。
でも、まだまだ「普通」になるまでには長い道のりなのだと思います。
私たちは今、普通に暮らせていることが幸せだと感謝せずにはいられません。
あの出来事を忘れてはいけないのだ
と心にしっかりと刻みました。
多くの亡くなられた方々にご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々に1日でも早く笑顔が戻りますように。