結婚するまでは
いろいろと完璧を求めていたけど。
子育ては
大切なことを大切にして、全部は出来ないんだって、
気楽でいいんだって 思ってから いろいろ手抜きママ。
でも、
いいんだよね。
楽しくなくちゃだもんね。
mina

わたしの大好きな、料理研究家の行正り香さんのブログから。
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『無理せんで、よかよか』
最近よーく、保育園のお母さんたちに質問されます。
「かりんちゃんや、さくらちゃんちのママは、
毎日毎日手料理ごはんで、おいしいんだろうねー」
そんな質問をされたら、私は何の迷いもなくカミングアウトします。
「い~え、仕事をしながら、毎日絶対手料理なんてできませんよ。
忙しくて疲れているのに、無理して作っても更に疲れるだけですもんねー。
そんなときは、冷凍チンのときもたくさんあるし、
モスバーガーも、マックも、ジョナサンも、もんじゃ焼きも、くすくる寿司も、
ラーメンも大好きです。大戸屋なんて、もう大大大ファンです!
料理研究家というより、私は料理合理家ですからぁ。アッハッハ」
と、笑います。
仕事は、どんな仕事でも疲れます。
ましてや日本と言う女性進出が遅れた社会で、女性が仕事を続けるのは大変です。
(でもかといって海外なら楽かというと、決してそうでもありません。
医療保険は高いし、突然解雇もあり。産休や保育園の制度などはアメリカより
よっぽど日本の方が整っています。また安全という面でも、
まだまだ日本は子供を育てやすかったりします)
会社では残業があったり、上司や部下とうまくいかなかったり、
途中で誰かがやめちゃったり、軽く受けたら大変だったり、
そんなこんなでいつもエネルギーを注いで、
でも、とりあえず自分が決めたことだから、がんばり続けます。
途中でもろ手をあげて
「はーい、降参~!ゲーム・オーバー!あー、負けた負けた」
とヘラヘラ笑って言えたらいいのだけど、
年齢が上がるにつれ、そういうチャンスは減ってきます。
一度受けたらやり遂げなくてはいけない。
いろんな意味で大変な思いをしながら仕事をしているお母さんたち。
そんなお母さんに
「おうちでは絶対お母さんの手作りがいいですよー。離乳食も気をつかってー」
とは、私は言いません。いや、私自身、できないからです。
「キューピーや和光堂の離乳食、おいしいですよー。余ったら、私も食べてましたー。
お料理は、がんばれるときにがんばればいいですよ。
でも子供がおいしいって言ってくれるのはうれしいから、
疲れない範囲で続けたら苦にならなくなりますよー」
と、言います。
こうあるべき、みんなもやっているからがんばらなきゃ、
という理想にとらわれていたら、自分が一番疲れます。
絶対に母乳、絶対に離乳食、絶対に自然食、絶対に手作り、
絶対に幼稚園は私立、絶対に3歳までにおむつはずし。
絶対と決め込んだら何事もキリがない。
でも「あたしゃどうだってよか」と思うと、
けっこうどうだってよいことであったりします。
ミルクだって立派に子供は育つし、
お母さんが外で働いていても子供は育つ。
日本の公立なんて、まだまだ世界に比べるとハイレベル。
おむつだっていつかはとれる。
いろんなことは、人と比べなければ、けっこう楽になるような気がします。
外食も冷食もお受験も公立も、いろんな選択肢がある現代、
女性にとって料理も子育ても仕事は
「やらなければならない」という義務感や恐怖観念では続けることができません。
続くとしたら、その向こうに楽しい「何か」があるから。
それは子供からの褒め言葉であったり、家族からの褒め言葉だったり、
上司からのやさしい言葉だったり、すてきな体験であったり。
それが栄養分となって、自分も人にはじめて優しくなれるような気がします。
がんばりすぎて栄養分がないときは、「無理せんで、よかよか」
(福岡で聞く言葉。いい言葉です)。
とりあえず、エネルギーセーブに突っ走るのがベストです。
いろんなこと、細く長く続けていけたらいいなぁと思う、今日この頃です。