
寒さ対策に、Tシャツは2枚重ねナイロン製のパーカーを着用
初めて、ウエストポーチを腰に巻く。ポーチの中には、昨日からの飲みかけのウーロン茶
携帯ラジオに、携帯電話 お財布、切符といった貴重品
赤い軍手に、リストバンドというイデタチ。
遠くで、マイクを通しあいさつが聞こえる。
インタビューが行なわれているが、インタビューしているヒトはどなたかしらん?
スタート前の緊張と、若干の寒さと、とうとうこの日がやってきたという感動とで、
すでに、ヒトリ うるうる状態。
そして、ピストルの音とともにスタートっ!!
・・・・したにもかかわらず、全然前に進まず。とにかく、前のヒトについて行く。
スタートの混雑状態のまま、5キロ。
今日の1番の楽しみは、沿道のおもてなしを受けるコト
一番に、目に入ったのは 柔道着姿で一心不乱にドラムを叩く兄さん
地元の太鼓演奏、うわぁ・・・コンビニの前でお水配りよるやん。もらい損なった。
コースが全然頭に入っていないので、『今、何キロ』かがすんごく気になったがしょうがない。
今日は、5キロ計算で行くかと、また走りだす。
給水所では、スポーツ飲料、水、バナナ、黒砂糖、氷砂糖が並んでいる。
こ、これが、噂に聞いていた おもてなしだぁ・・・っ!!
うーっ、でも今 食べたくなぁ~い。
いつの間にか、マジ走りになっとるやん。
沿道のおばあちゃん、子供たちの応援からパワーをいただく。キャンディーやチョコもいただく。
おばあちゃんには、手を振り 子供たちとはタッチしながら走る。
目の前には、まさかの大きな坂が・・・・
ひっひっふー、足元だけ見てとにかく走る。
下りは、勢いに任せて走ったっちゅうか、降りていった。
途中、道端に大量の血痕が・・・。だ、誰か、コケたんや。
そら豆の畑やら、ぶた小屋の懐かしいオイニーを嗅ぎながら、走る、走る。
子供の頃、龍芳寺保育園に通う途中ぶた小屋があってこの手の匂いには慣れていた。
ココで、ぶたを育ててくれるヒトがいるからこそ、おいしい黒豚をいただけるんや。
ありがたや、ありがたや。
そのうち、「おしるこ、こちら」という看板を見かけるが、あぁぁぁぁ、通りすぎちゃったよん。
今んとこ5キロ 27、8分ペースで走っとる。
ハーフまでは、何回か走ったことがあるんでだいたいのペース配分はわかる。
やたら、「トイレこの先400m」とか、トイレの標識が目につく。
トイレ、行っとった方がいいんやろか?
さっきから、男性陣は脇道へちょこちょこっといなくなる。さっさっとできていいなぁ。
ワイセツブツチンレツしまくりチヨコやんか。でも、レース中ってそんなんどーでもよくなる。
アタシも、立ってやろーかなーって気になる。
これが、ランナーズハイっちゅうヤツやな。
携帯ラジオで鹿児島の放送でもききながら走ろうと、思っとったのに
ダイヤル確認してなかった。さっきから、クラシック流れよるし・・・
結局、自分の鼓動を相手に走ることにする。
さっきから、非常に ヒトリごとが多い。
菜の花を見ては、『キレーイっ!!』『うわぁっ池田湖やん』『坂道キツー』などなど、
だけど、ここらではまだ余裕綽々でキレイな景色を携帯で撮ったりしよる。
他のランナーの方が、「写真撮ってあげましょうか?」と声をかけてくださって、
菜の花をバックに撮ってもらったんやケド・・・撮れてなかった。ま、いいか。
なんや、かんや ヒトリごとを言いよる間に 中間までやってきた。
生まれて初めて 茶ぶしをいただいた。 あちっちっち、超熱かった。
さあ、コレからは未知の世界
これからが、本当の戦いなのだ。
~つづく
