
『佐賀のがばいばあちゃん』を読んだ。
やっぱ、話題になっていただけあってすばらしく面白かった。
アタシのくらかけのばあちゃんもがばいばあちゃんと同じで
小学校とか、高校の校庭の草取りをしよった。
ばあちゃんのお友達のカワノさんと大きな自転車に乗ってやって来ては、
よく校庭にしゃがんで草むしりをしよったっけ。
小学生時代のアタシは、休み時間にそんなばあちゃんを見ていた。
大手を振って「ばぁちゃ~ん!!」と、呼んでいたのかどうかは
あんまり記憶がない。
「あ、ばあちゃんがおる」くらいやったかも。
・・・というのも、ウチのお父さんも貧乏やったから
くらかけのばあちゃんと暮らしてなかったんだって。
お父さんのじいちゃん、ばあちゃんに育てられたって聞いてる。
だからかな、
子供の頃から距離感ちゅうか、お互い遠慮みたいな空気をずっと感じていた。
若い頃、自転車屋で働いていたというウチのお父さんに勧めたい1冊でもあった。
とにかく、笑いと涙が交互にやってくる。
ヒトが行き交うところで、コレを読みよったんやけど
ちょうど、秋の花粉症の症状がでていたんで
うるうるしたなみだ目と、出てくる鼻水はなんとかごまかせた。
街角で配られるティッシュは、もらっとって正解やった。
やっぱ、吉行和子ははまり役やなと思いながら読み終わった。
最後のページにホンモノのがばいばあちゃんが登場した。
そのばあちゃんは、どう見ても泉ピン子やった。
身内は、美化したくなるもんなんやな。
巻末に「特別付録」として、がばいばあちゃん語録が付いていた。
そのなかの一つ
『人間は、死ぬまで夢を持て!その夢が叶わなくてもしょせん夢だから』が
染みた。
がばいばあちゃんは『明るい貧乏』
アタシは、『現代の貧乏』
借金返済のために日々生きとる。
でも、人間考え方ひとつでこんなにラクになれるんやな。
ちょいと、相田みつをが頭をよぎった。
オススメ度 ☆☆☆☆☆
