講師が生徒に勉強を教えるのはわかる。
講師が生徒に勉強をさせる?
講師や先生はそんなに偉い立場なのか?
あんた何様だ?どちら様だ?
私は生徒に勉強を強制させたくないね。
なぜか。
生徒に「赤信号は渡るな」と言ったら、赤信号を渡ってはいけない。
説得力が全くなくなるからだ。
「勉強しろ」と言うなら、当時物凄く勉強していないといけない。
人間は反省から学ぶ動物だから、
今の自分が後悔してるからって生徒にそう言うのは簡単なことだ。
しかし、例えそうでも生徒や子どもに勉強させるのはただの自己満足に過ぎない。
生徒や子どもにはそれぞれのペースや夢があるはずだ。
やりたいゲームや友達との他愛ない話もしたいだろう。
でも、それを自由にさせては自堕落的な生活が見えている。
それを強制的にではなく、自然に学びや勉強に持っていくことが講師の仕事だと私は思う。
親でも学校の先生でもできないことをする。
それが講師のやるべきことではないだろうか?
もちろん、それは難しいことだ。
勉強の興味を10段階にして、
0は興味が全くわかない状態、10は興味があって自発的に勉強する状態としよう。
7を8にするのは簡単なこと。
一番難しいのは0を1にすることだ。
数学が嫌いでテストが悪かった生徒がいるとする。
その生徒は数学を勉強する意味がわからない。
そういう生徒にガリガリ勉強指導しても、本人がやる気なければ成績は上がらないだろう。
そこで、過去の自分の話を持ち出す?
「先生も昔はできなくてな」
なんて、そんなこと誰も興味ないよ。
生徒が興味あることと勉強することの橋渡しが必要だと思うね。
生徒が料理が好きだったら、レシピの話から数学の比の話をする。
生徒がアニメが好きだったら、制作コストから社会の話をする。
生徒がサッカーが好きだったら、英語の用語の解説をする。などなど。
そのためには講師の教養の幅が広くなくてはいけない。
読書やネットで話題を探す事が必要だ。
因みに私は新聞やテレビは速報しか見ない。
事実ではなく主観が入っていることが多いからだ。
情報を鵜呑みにするな、ソースを調べろというのは私がよく言うことでもある。
保護者と協力して生徒を志望校に合格させた。
万々歳!大逆転!
それで生徒は本当に嬉しいのか?
敷かれたレールを走っていただけではいつか先が見えなくなる。
ある程度の年齢までなら手取り足取りというのは許される。
でも、生徒の自立を真に考えるなら、
そこから先は生徒に考えてもらうことが必要だ。
勉強をさせる。勉強の習慣をつける。
生徒はそのとき笑顔?