講師・先生あるある、自分で勝手に過大評価する輩。
「私は○○大学卒だからそこら辺の奴には負けない」
「私は教え方が上手いから良い先生だ」
要約すると「私は素晴らしい」と思っている人々だ。

私はこう思う。
自分で凄い・素晴らしいと思っているうちは二流。
一流の人は周りが評価する。
さて問題。あなたはいつになったら一流になるんだ?

社会人になって2年くらいすると、
仕事ができるようになって万能感に包まれる。
それは心理的なものらしい。
私も塾講師5年間やったが、3年目くらいにそれはやってきた。

生徒からのウケが他の先生より良い。
「お?私は才能あるんじゃね?」
と大きな勘違いをしたものだ。
講師が若いと生徒との年齢差が少ないから話しやすい。
それを私の才能や適性によるものだと思い込んだのだ。
生徒と話は弾むのだが、授業は一番下手だった。
今だったら殴ってやりたい。

私が高校生の頃、数学オリンピックで入賞した頭が良い先生がいた。
数学を教えていたのだが、生徒にはメチャクチャ評判が悪かった。
私も授業を聞いたことがあるがさっぱりわからなかった。
頭が良いから教え方が上手いとは限らない。
私は当時数学が苦手で下位クラスにいた。
その下位クラスの先生の方が断然わかりやすかった。

もし今勘違いしているなら早めに治した方が良い。
さもないといつまでも二流止まり。

この話は講師や先生だけではない。生徒にも言える。
「僕は△△高生だ!」
という生徒。おそらく進学校に通っているから天狗になっているのだろう。
あのね、あなたの人間性と高校は全く関係ないんだ。
むしろ、進学校の生徒というおかしなプライドを背負ってるよ。

私の住んでいる地方の一番手の進学校にはそういう変なプライドがあった。
可哀想なことに「△△高生以外はバカだ」とか思い込んでる。
その高校の最下位層までも。
それで、そういう生徒に限って他の高校の生徒をバカにする。

【お前、現実を見ろよ!】
【お前、塾の模試で一回もランクインしてないだろ!】
喉の奥まで出かかっていた。
発言したらマズかったと思う。

受験が近くなり、他の高校の生徒が模試にランクインすると焦り始める。
でも、時すでに遅し。そいつが進学するのはFラン大学。
変なプライドはそこでポッキリ折れるのだ。
そして残るは挫折感。可愛そうだが当然だ。

私もその一人だったのであまり偉そうに言えないけど。
私に言われたらオシマイかもしれないけど。

早く目を覚ませ!この戯者が!!