SRASH NOTES GARDEN Gt.Sayaオフィシャルブログ「騒やかな日々」Powered by Ameba
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∴SNGのSayaとしての最後のブログ

解散、してしまいましたね。

人生をかけたものが終わりを告げても、人生って続いちゃうものですね。

2016年1月10日、SRASH NOTES GARDENラストワンマン「LIFE」お疲れ様でした、はちくん、ゆえ、かずな、ありがとう

やっぱり最初に頭に浮かぶことは、感謝ですね

応援してくれたファンの皆さん、関わってくれた関係者の皆様、メンバー、沢山の人が支えてくれたからこそ、こんなちっぽけなバンドが、こんなちっぽけなギタリストが沢山の人に聴いてもらえて、沢山の人がカッコいいって言ってくれて、自分ひとりでは何一つできないような人間がこんなに輝くことができました、本当にありがとうございます

柄にもなくMCで沢山喋ってしまったんですよね、最後だし伝えたいことが溢れて止まらなかったんですよ

今まで我慢してたわけじゃないですけど、ずっとずっと強がって生きてきました

弱い自分なんて大嫌いだったし、弱い部分を人に見せたくなくて、どんなときでも明るく笑って振舞っていたし、素の自分を見せることもあまりなかったし

どんな辛いときでも、周りの人やメンバーに、「やるしかないから前を向いてポジティブに頑張ろうって」笑顔で言って来て、でもそれは本当は自分自身に繰り返し繰り返し、言い聞かせてきた言葉で

きっとSNSとかでもそういう発言は多かったんじゃないかな、みんなに言いたかったのもあるけど、その度に自分を自分でそう納得させて無理やり頑張ってきたんだと思います、そういう発言を発信しているのにデスクで作業しながら泣いているときも沢山あったし

昔からSNGのSayaを知っている人は色んな俺を見てきたんじゃないかな、無理にキャラ作ったり、一人で毎日フライヤー配り行ってるときとかもあったり、他にもいろいろあるかもしれない、全然自分に自信なんてなかったからすがり付く何かが欲しかったんですよね、フライヤー配りだって大事なことだし、それで俺らを知ってくれた人も沢山いたから行ってよかったと本当に思っているけど、当時は自らに苦行を与えるような自傷行為みたいな心境だったんだと思います、そういうときにでも応援して支えてくれたファンの方には本当に感謝してもしきれません

解散が決まったときは辛かったですね、しばらくの間みんなに嘘をつかなきゃいけないようで、しばらくギターを持つのもしんどかったです

あとタイミング的に勘違いしている方がいるかも知れないので伝えておきたいんですけど、Regaが脱退したから解散とかそういうのではないです、脱退する前から解散の話はありました、なのでRegaが原因でとかそういうことを思っている人がもしいるならそれは全然違います、結局のところ何が原因と言われたらそれは全員の力不足のせいです

Regaも、Akihiroも、その前にいたメンバーのやつも、大事な仲間です、彼らがいるからこそ今があるわけで、そりゃあ喧嘩も沢山したし、するし、綺麗ごとばっかりでもないですけど、でもそういうぶつかる事の大切さを教えてくれたのも彼らだし、本当に感謝しています、一緒にバンドができて良かった、そう思えます

力不足といえば、やっぱり悔しいですね、本当はもっと広い会場で、沢山の人に、僕らの音楽を聴いてもらいたかったです、僕らの音楽を知らない沢山の人に僕らの音楽を知って欲しかったです

でもそれでも、心からこのバンドをやって良かったと思えるのは、最後の最後にやっと本当に素直な気持ちでステージに立つことができて、弱くて大嫌いだった自分のことを全部許すことが出来て、本当に伝えるべきことを伝えるべくライブが出来たからです

そうなるまで長かったと言えば長かったし、短かったと言えば短かったけれど、そうやって自分自身を成長させてくれた、このバンド、ファンのみんなに本当に感謝しています、ありがとうございます

メンバーにしか言った事ないんだけれど、自分は沢山曲を作ってきて、でもそのどれもが大嫌いって話をしたことがあって、きっとその理由も自分のことが嫌いということに繋がっていたみたいで、今は自分が作ったどの曲も大好きです

名残り惜しいですけど自分がバンドマンと名乗れるのは1月10日で最後でした、今後もしどこかでギターを弾く機会や、曲を発表する機会があったとしても、そのときはもうバンドマンではないと思うんですよね、マインドの問題だと思うんですけど、もう夢を諦める覚悟は出来ているんです、人生かけて音楽をやって夢を追う、そういうことはもう無いです、全力だったからこそ、中途半端にグダグダ続けることはしたくないですし、覚悟が出来ている以上、名乗る資格もないと思っています、まあ音楽は好きなので、遊びでも仲間と楽しめる機会があれば嬉しいなとは思いますが、今はなんとも言えません

あとはちくん、やっぱりSRASH NOTES GARDENというバンドがここまでかっこよくなれたのは、間違いなくはちくんのおかげです、言ったとおり本当はずっと悔しくて、彼に追いつきたくて、必死で努力したり、勝てるところも沢山探したけど、やっぱり彼はカッコいいです、そんな尊敬できる人間とバンドができて本当に嬉しいです

SRASH NOTES GARDENというバンドをやっていたこの時間、自分の人生で今後間違いなく支えになっていくと、そう思います、歳とっても笑い合えそうな仲間もできたし、大切な出会いもたくさんあったしね


あとね、心残りというか、みんなに伝えたいなって思うことがあって

ステージに立つ人間からしたら、みんなが思っている以上にわかってしまうんです、ファン同士のいざこざとか、トラブルやいがみ合いなどが、風の噂で耳に入ってくることも沢山あります

やっぱりライブハウスっていう感情が飛び交う空間で、俺らが演奏中に緊張したり少し不安になったりとかそういう心の中がみんなに伝わってわかってしまうことが沢山あると思う

それと同じように俺らにもみんなが思ってることは伝わってくるんです、それはみんなが思ってる以上に

やっぱりそういう問題ってこちらからしたら何もできないし、凄い悲しいし、みんなが同じ気持ちで同じものを愛しているのに、そこで憎しみとかが生まれてしまうのは本当に悲しいことです

みんなもヴィジュアル系を愛していてバンドを音楽を愛しているならSNG以外にも好きなバンドがあって、ライブに行くことも沢山あると思う

そういうときに、応援してくれる人にはやっぱり純粋に楽しんで欲しいって、ステージに立つ人間なら誰もが思うはずだから、みんな仲良く楽しんで、もっともっとライブハウスという空間が素敵なものになったらなと、願っています、あなたが応援しているバンドマンの誰かもそれが一番うれしいことだと思いますよ

人間はきっと全部はわかりあえることなんてできないと思うけど、それでも許し合うことは誰もができるはずだから

これを読んでくれた人が心の片隅にでもこの言葉を置いてくれたらなと思っています。





もう全部伝えたいことは書いたかな、もし書いてなかったら追伸ででも伝えようかな、長くなってしまったね



本当に俺はSRASH NOTES GARDENというメチャクチャかっこいいバンドができて幸せでした

4年間お疲れ様でした自分

これからは弱い自分とちゃんと向き合って、素直に生きていこうと思います、まだまだこれからですよ、みんなもうしろばっかり見てないで、前を向いて生きていきましょう!楽しいことや素敵な出会いが沢山待っているはずです

みんな本当にありがとう!


SRASH NOTES GARDENのSayaより







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