SRASH NOTES GARDEN Gt.Hatchオフィシャルブログ「みなしごシューゲイズ」Powered by Ameba
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◎SRASH NOTES GARDEN

こんにちは世界◎
SRASH NOTES GARDENのHatchです。


2016年1月10日 LAST ONEMAN"LIFE"にお越し頂いたファンのみなさん、関係者のみなさん、一緒に仕事してくれたスタッフのみなさん、EDGEのみなさん、
そしてサポートを引き受けてくれたゆえ、一砂、最後まで一緒に頑張ってきたSaya、本当にありがとうございました。

当日がくるまでの長さと相反して、その後の日々といったらすでに5日も経っていて、ライブで負った指の傷も綺麗になってしまいました。


およそ4年の年月をSRASH NOTES GARDENのギターボーカルとして過ごした事を、ゆっくり思い出しながら文字を起こします。
そうでもしないとあっという間に過ぎてしまうので。


とても長い日々の始まりは確か、スタジオでの休憩中に当時のドラム、Akihiroと一緒に"虫歯"の原曲を演奏した事がきっかけだったと思う。
スタジオ後、半分冗談、半分本気みたいなノリでギターボーカルでやろう!って興奮気味にレガくんが言ってたのがつい最近に感じる。
悩んだ末、歌うからには自分の伝えたい言葉と歌いたい曲でやってやる、ギターボーカルでやってやる!と腹を括ったのを覚えているよ。
みんなで歌うスタイルは、その後"色褪せない季節"をみんなで歌った事をきっかけに形にしたものです。
メインのHatch、ロボットボイスはSaya、ラップはRega、コーラスはAkihiroってのも自然に決まっていったな。


メンバーの脱退は…もう経験したくないくらい辛かったよ。
始まった時には思いもしなかった事だから。

最後のセットリストに不満や複雑な感情を覚えた人もいるかもしれない。
レガくんの存在はみなさんにとっても、SRASHにとってもそれだけ大きかったよ。
彼がいないと始まらず、彼にしかできない事はたくさんあった。
だから"LIFE"の制作を通じて僕とさやくんが築いた音楽の仕方を選択したんだ。


今ではメンバーとしてやってきたみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。
ヴィジュアル系じゃない方がいいとか、使いにくいとか、大人にも色々言われたね。
それでも全く無名で歌もあまり上手でなくて、顏も良いわけじゃない、そんな僕をずっと真ん中で歌わせてくれて、僕の音楽を信じてくれて嬉しかったよ、僕にとって奇跡だった。
さやくんは勿論、レガくんにもあっきーにも思ってる。
本当にありがとう。


今僕が持ち合わせている表現の仕方のほとんどがSRASH NOTES GARDENを通して得た力です。
SRASH NOTES GARDENだったから歌えたし、ギターが難しい曲も練習を積んでこれたし、本ももっと読むようになったし、見た目に気を遣えるようになったし…他にもたくさんありすぎてわからないくらい。


僕の人生の全てを賭してきたものでした。
初めてこんなに夢中になりました。


何人もの方に、夢を見るのはタダだけど、夢を追うのはすげー高かったって言葉が伝わったみたいでよかったです。
言うつもりはなかったけど"Atmosphere"に詰めた想いの一部が言葉になって出てきたものだね。

何かを叶えようとひたむきになれるという心。それ自体が価値をつける事のできないくらい高いものだと思う。
現実、確かに金銭的な意味も含まれる。それに悔しい思いや辛い思いの数は数えきれないくらいあったけれど、人間的な成長と全ての出会いが財産としてとんでもない大きさで返ってきたよ。
出会いの中でも特に応援、支えてくれたみなさんには感謝してもしきれない。
僕に自信を与えてくれたし、共感をくれた大切な人だよ。
ありがとう。

応援してくれる人の中に、何かに頑張っている人がたくさんいるから、よかったら僕が自分の背中を押すときに浮かべていた言葉をもらってほしいな。

世界はいつもキミの味方だ。

もし叶えたい事、大切な事がある、もしくはできたら、それはもうとんでもなく夢中になってほしい。


そしてさやくん。
斬新なアイディアや発言で驚きやひらめきをもたらしたり、その社交性で引っ込み思案な僕を色んなところに連れ出してくれたり、お世話になりっぱなしだったよ。
さやくんがいなかったら、僕は頭の中で鳴る音楽を形にする事もできなかったし、強がりや自分に言い聞かせてたという前向きな言葉にも、僕も救われてたよ。
2人になってからは今まで以上にお互いを認め合って創作できた気がする。
一緒に頑張ってこれて良かった。
ありがとう。


そして僕の今後ですが、音楽活動を続けるつもりです。
どんな形でまたみなさんの前に現れるか、今は全く先が見えていないけれど、僕の音楽はまた必ずどこかで鳴らします。
また会える日が来る事を願ってます。


長くなりましたが最後にもう一度、応援してくれたみなさん。
SRASH NOTES GARDENに関わってくれた全ての方々。

本当にありがとうございました。


SRASH NOTES GARDEN Vo&Gt.Hatch


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