下巻は一気に読み進んだが最後は少し盛り上がりに欠けた様な...
しかし、ストーリーの中心となる天正遣欧少年使節の4人が本当に存在していたことを知って驚いた。
命がけで海を渡りローマ教皇に会いに行きキリスト教の信仰を深め帰国後布教活動に励んだそうだ。
この作品には記されて無いが後に江戸時代になりキリシタン追放令がでて、ある者は志し半ばで病死し、ある者は追放されマカオへ、ある者は罰せられ殉職し、ある者はキリスト教を捨て自身をだましながら過ごしたらしい。
悲しい歴史だ。
しかし原田マハ大先生の小説を読むとその時代や人物、作品について思わず勉強してしまう。
次は何を読もうかな。

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