おはようございます!
社労士開業コンサルタントの伊藤 泰人です。
本日は、社労士で開業を決めたときの事前準備についてです。
1.資金
まず、資金の準備です。
すくなくとも2年分の生活費と事業資金が必要です。
私の場合でいうと1事業資金180万円ぐらい用意していました。
開業すると、ぜんぜん足りないことが分かり、慌てて300万円の創業融資を受けました。
予想以上に開業すると、みるみるうちに預金残高が減っていきます。
焦ります。
生活資金としては、700万円ありました。
ある程度、資金を用意しないと、失敗します。
社労士の場合、飲食店のように開店したら、すぐに現金が入ってくることはありませんから資金は必要です。
2.事務所
事務所はとりあえず、自宅でスタート。
お金があるなら別ですが、毎月、支払う家賃などの固定費は抑えるようにします。
したがって、最初は自宅、それから共同事務所、専用事務所にステップアップしていけばいいです。
3.電話・FAX・コピー
電話は携帯電話でいいです。
家の固定電話を使ってもいいですが、子どもが電話に出るようなら固定電話はないほうがいいです。
FAXは必要ですが、最初は、家庭用電話についているFAXでいいです。
コピーはコンビニのコピー機で十分です。
4.インターネット回線・パソコン・プリンター
インターネット・パソコンは、今まで使っているものがあれば、そのまま使います。
ただ、事業専用のメールアドレスは必要です。
メールでのやりとりは多いので、事業所っぽいアドレスにします。
ソフトはワード、エクセルだけでなくパワーポイントは必要です。
プリンターは、両面印刷ができればいいです。カラー印刷はできなくても大丈夫です。
5.ホームページ(HP)・ブログ
費用が掛かるので、当初はブログでもいいですが、できれば、内容は薄くてもいいのでHPはあったほうがいいです。
事務所名、住所、電話番号が入っていればいいです。
私は顧客を紹介してもらうと、必ず、ネットで会社名を検索します。
同様に自分が紹介してもらうときは、相手が検索する可能性があります。簡易なHPでいいので、早めに用意しましょう。
6.名刺
名刺がないと、どうにもなりません。
メールアドレスと写真は必須です。
写真がないと、名刺交換しても印象が薄くなります。
ただし、片面印刷でいいです。両面や3つ折りの名刺は不要です。業務内容を羅列しても無駄です。
7.社労士会への届出
即日登録できません。都道府県の社労士会に連絡して、確認しましょう。
私は合格証を紛失してしまったので、登録に時間が掛かりました。会費も安くありませんから、事前に金額を確認しましょう。
事前準備としては、こんなところです。