おはようございます。
社労士開業コンサルタントの伊藤です。
今日は、社会保険労務士として開業する魅力についてです。
現在、開業している社労士は、全国に約4万人います。
今から開業しても、遅いのではと思われますか?
税理士は、事業所の90%に関与していると言われていますが、開業して3年で顧問先100社という税理士は少なくありません。
社労士の関与率は30%ぐらいと言われているので、まだまだ参入する余地があります。
また、社労士ができる業務はたくさんあります。
例えば、労災・雇用保険・社会保険の手続き、就業規則、36協定などの作成、給与計算、助成金申請代行、公的年金手続き、賃金設計、退職金設計、人事評価制度設計、労使トラブル対応、労働基準監督署などの役所の検査対応など、これらに伴う相談業務もあります。
労災・雇用保険・社会保険の手続きだけでも、多岐にわたる業務があり、簡単に習得できるものではありません。
したがって、社労士業務のすべてを取り扱っている社労士は少ないです。
業務を限定している社労士がほとんどです。
特に助成金申請代行や公的年金手続きは、需要はあるのに対応していない社労士が多いです。
なぜ、対応していないのかというと、毎年、変更する事項があり、逆にこういう業務は、新規開業する社労士にとっては狙い目の業務となります。
つまり、これから開業するなら、これらの業務を習得すれば、高い確率で事業は成功します。
私自身も公的年金業務は取り扱いしていません。なぜかというと、私は法人客を増やしたいので、個人客が中心になる公的年金業務は受けていません。ただ、今後は、公的年金業務への参入を検討しています。
これから開業するなら、取り扱う業務を助成金申請代行や公的年金手続きを絞ると、経営がうまくいく可能性が高いです。