東海地方の大手製鉄会社の派遣工員のまとめ役だった人材派遣会社の男性は『人員削減が事故を招いている』という。少ない人数で無理な動きをさせるので事故が起きる。だが労災を隠すので事故情報は伝わらず現場は改善されない。派遣会社が間に入ることで安全は工場づくりに不可欠な事故情報が工場側に還流しない仕組みが出来てしまったということだ。(朝日新聞)
現場で実際に働く派遣労働者は自分から事故に対する改善策などの意見を言えない。指示に従うだけで弱い立場だ。現場力が低下し続けるとどうなるのか?現場の危険レベルは日々増しているのかと思うと働く意欲は下がるばかりだ。