役所がホームレスに仕事をあっせん!? | もっと知りたい労働法!

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東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。

札幌市内の生活保護担当職員が、生活保護を希望するホームレスに人材派遣業者での就労をあっせんしていたことが分かった。

生活保護申請の相談に行ったら「認められない」と言われ東京都と愛知県の派遣業者の連絡先を手渡されていたという。2社の派遣先は東海地方の機械部品工場で毎月十数万円の寮費など引かれて手元に給料はほとんどの残らない…かなり劣悪な仕事だ!!

『寮に入居して働ける派遣契約…住むところができるし仕事もできれば生活保護は不要…良心的な職員さん?』という考え方ができる。でも、『二重派遣?この職員さんも中間搾取しているんじゃないの?』という考え方もあるかも?

厚労省は「違法の可能性が強く望ましくない」としている。ここでいう違法とは、職安法の『職業紹介は公共職業安定所が行うとしており、自治体が実施する場合は厚生労働省に届け出なければならない。』ということに対してである。でも、その前に役所がこんな仕事をあっせんすることが問題ですよね~…

(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000013-mai-soci

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