私生活とのバランスの取れた就業環境を整備するのに欠かせないのが有給休暇。同社の有給休暇の消化率は「長期有給休暇取得促進キャンペーン」などを通じ約8割に達する。07年4月から「ボランティア休暇制度」をスタート。会社が認めるボランティア活動に参加した場合に年3日間の有給休暇が認められる制度で、社会貢献活動の参加もサポートする。
仕事と育児の両立に向けては、育児休暇の取得可能期間を「子供の3歳到達年度末まで」と長めに設定。育児施設を利用する場合の費用の一部は会社が補助しているほか、小学4年の1学期が始まるまでは、規定の労働時間を1日最長2時間短縮することも可能だ。
07年5月には子育て支援に積極的に取り組む企業への認定マーク「くるみん」(次世代育成支援認定マーク)を取得。次世代育成支援対策推進法に対応するため育児と仕事の両立を可能にする雇用環境整備を目標とした行動計画書を策定し、女性社員だけでなく男性社員の育児休職も促進している。(毎日新聞)
育児休暇が「子供の3歳到達年度末まで」や小学4年の1学期が始まるまで2時間の短縮勤務が可能など、子育てをしながら働く方々の支援が手厚いですね。
「くるみん」マークは社員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない社員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組んでいる企業と認定されると取得できます。「くるみん」マークのある企業は子育て支援をしている企業、社員の働きやすい環境を考える企業ということですね。

この認定に必要な「一般事業主行動計画」の届け出義務企業の範囲が平成23年の4月1日から、「従業員301人以上の企業」から「101人以上の企業」へ拡大されました。(次世代育成支援対策推進法)少子高齢化に伴い、広く事業主は社員の育児支援をやって下さい、ということなのでしょうね。
仕事も育児もモチベーションを下げずにやるためには、職場の理解が最重要!ですから、育児中の社員が意欲的に働けるか又は続けられずに辞めてしまうかは、その部署の管理職にかかっていると言えるかもしれません。まずは社内の理解を高めましょう!