「ユーチューブ」じゃなくて「ユニオンチューブ」? | もっと知りたい労働法!

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東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。

働く者の3人に1人が非正規労働者で占められ、労働組合の組織率が18%に低迷するなど、自分以外の労働者がどんな状況に置かれているか分かりづらい現代。「ユニオンチューブ」はインターネットを通じて働く者同士が情報を交換し、つながろうという試みらしい。(毎日jp

昨年9月にスタートした動画投稿サイト「ユニオンチューブ」は「ユーチューブ」そっくりで仕組みも同じ。労働組合の活動や労働問題に関する映像を紹介している。

派遣労働者問題に取り組む労組の団体交渉の模様や「名ばかり管理職」問題を追及する集会などさまざまな映像が投稿された。サイトの作成に参加した映像作家の松原明さんは「不払い残業などを訴える映像を見て、労働相談にくる人も出てきた。映像の力を感じる」と話す。

実際に映像をいくつか見てみた。それぞれ強く訴えたいことがあって投稿されているのだろう。また、一人では企業に交渉できないからユニオンで戦おうということなのだろう…一人では何も言えない労働者も団体になると強い!!「格差」とか「ワーキングプア」とか言われる問題に対して労働者は敏感だが、企業側は鈍感だ!!企業の経営者、人事担当者、管理職も一見の価値あり。ある日突然自分の会社のユニオンが結成されたら…という想定でリスク回避の管理体制を早急に整備しないといけないかも!?

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